「泣く男」チャン・ドンゴン流のリアルアクションとは?名シーンを予告
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写真=映画「泣く男」スチールカット
映画「泣く男」(監督:イ・ジョンボム、制作:ダイナスフィルム)が名シーンのスチールカットを公開した。「泣く男」はたった1回のミスですべてを諦めて生きていた殺し屋のゴン(チャン・ドンゴン)が、組織の最後の命令としてターゲットであるモギョン(キム・ミニ)に出会い、任務と罪悪感の間で葛藤しながら繰り広げられるストーリーを描いた作品だ。
映画「アジョシ」でアクション映画の新しい地平を切り開いたイ・ジョンボム監督が、6月4日に韓国で公開される「泣く男」で韓国の銃器アクションの新世界を届ける。
#真昼の銃撃アクション
スタッフの間ではいわゆる“バラの戦闘”と呼ばれていたシーンだ。イ・ジョンボム監督は昼間の太陽の下で閉ざされた空間ではなく、開かれた空間で披露できるアクションには何があるだろうと長い時間悩み、昼間のマンションでの強烈な銃撃戦を誕生させた。釜山(プサン)にある実際のマンションを撮影現場として用意し、ベランダや屋上、廊下などの様々な空間を地形・地物として活用し、銃撃戦を繰り広げた。ワイヤーを使ったアクションはもちろん、大規模の爆破シーンなど圧倒的なサイズのアクションまで披露した。
サウンドとミキシングデザインまでも実際の銃の打撃感を考え、観客たちは目と耳で同時に感じられる銃撃戦を体験できるだろう。
#最後の決戦のアクション
「泣く男」のアクションのハイライトは、モギョンの職場であるベンチュラ・ホールディングスを舞台に展開される。ゴンとモギョンをはじめ、ほとんどの登場人物が最後の決戦を繰り広げる場所であり、銃器アクションに続き格闘アクションまで多彩なアクションが繰り広げられる。閉ざされたビルのなかでゴンとゴンを始末するためにアメリカから飛んできた専門の殺し屋たちが命をかけた最後の対決を繰り広げる。銃撃、肉弾戦など専門の殺し屋たちが披露できるすべてのアクションがこのシーンの中に溶け込んでいる。
このシーンの撮影のために、なんと31日間の撮影期間が費やされ、チャン・ドンゴンは肩が脱臼する負傷まで経験した。キム・ミニもキム・ヒウォンに髪の毛を掴まれ、窓の外に投げられるなど難易度の高いアクションを演じきった。
記者 : キム・スジョン