Mint Paper側「音楽フェスティバルの一方的な中止決定、訴訟する」法的対応を示唆

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写真=Mint Paper
春の音楽フェスティバル「beautiful mint life 2014」の中止と関連して、主催会社であるMint Paperが訴訟の意思を明かした。

Mint Paperは29日、「beautiful mint life 2014」公式サイトの掲示板に掲載した「進行状況-観客のキャンセル、補償他」という書き込みを通じて、高陽(コヤン)文化財団の中止決定後、観客への払い戻しと被害補償方法などを知らせた。

これと共にMint Paperは「1ヶ月以上の間、もしかすると高陽文化財団の謝罪と損害賠償に対する誠意があるのではと、進行状況を詳しくは公開してこなかった。しかし、これまで高陽文化財団の責任者は、事態を解決するためにたったの一度も連絡やミーティングの要請さえしなかっただけでなく、当社と弁護士が発送した数回の内容証明及び通告書で要請した賠償日程や進行計画に対して言及することなく、自分たちは真面目に臨んでいると形式的な返事をするだけで、具体的な被害額の資料だけを要請している状況だ」と高陽文化財団との被害補償議論がうまく進んでいないことを知らせた。

またMint Paperは「これ以上の猶予期間や公文書及び議論は不要だと判断した。これから本格的な訴訟を準備する計画だ。また当社の被害補償と関係がある方々の名誉回復のため、法的な部分だけではなく、多様な領域に渡って自救措置も取る予定だ」と今後の対応計画を伝えた。

これに先立ち「beautiful mint life 2014」は4月26日から開催される予定だったが、開催前日の4月25日、会場のレンタルを担当している高陽文化財団の一方的な通告で中止になった。関係者によると出演者のキャスティングはもちろん、会場の準備まで終わった状況で高陽文化財団は一方的に「旅客船セウォル号沈没事故で公演が中止になった」という内容を通知した。

これが知られた後、歌手キムC、オ・ジウンなどミュージシャンたちは高陽市の一方的な決定、そして音楽と哀悼を分けて考える文化に対する残念な気持ちを明かした。

記者 : イ・スンギル