ドラマ「ユナの街」の登場人物7人が集合した2種類の団体ポスターが公開された。

韓国で19日に放送がスタートするJTBCの新しい月火ドラマ「ユナの街」(脚本：キム・ウンギョン、演出：イム・テウ)には、キム・オクビン、イ・ヒジュン、イ・ムンシク、チョン・ジョンジュン、カン・シンヒョ、アン・ネサン、チョ・ヒボンなどが総出演する。

放送に先立ち、それぞれのキャラクターの強い個性を盛り込んだポスターが公開され話題を集めた「ユナの街」が、今回は意味深な表情や姿を盛り込んだ団体ポスターを公開し、ドラマへの好奇心を倍増させた。

公開された2種類のポスターの中で先に目に入るのは、ジャージを着た俳優たちのコミカルな姿を収めた一枚だ。各人物にはそれぞれ可愛いく落書きが書かれ、ドラマでのキャラクター名やニックネームも書かれており、一目で彼らのキャラクターが把握できるようになっている。

伝説のスリ師の娘で、時々スリをして生計を立てているキム・オクビンは、冷たく高慢な表情を披露し、“スリ師のユナ”というニックネームが添えられている。世界中どこを探してもいないような優しい男性キム・チャンマン役のイ・ヒジュンは、やや隙がありそうに見えるキュートな表情を見せ、“純粋な青年”というニックネームが添えられている。

ここに、“伝説の拳、チャン老人”ことチョン・ジョンジュンが強烈な眼差しで伝説の拳ならではのカリスマ性を存分に披露しており、元刑事だが刑事らしからぬ行動で“ポン雑巾、ポン・ダルホ”というニックネームが付けられたアン・ネサンは握りしめた拳で誰かを脅かすようなポーズを取っている。

さらに、唇に指を当て、周りを圧倒する組織のボスのような雰囲気を漂わせる元暴力団員ハン社長役のイ・ムンシクと、卑屈な表情を見せている“犬のおじさん”ホン・ゲパル役のチョ・ヒボン、そこに正義感に溢れ、義理堅いナムス役のカン・シンヒョまでポスターに登場し、団体ポスターを完成させた。

添えられているニックネームの他にも、チャンマンの頭上に描かれた天使の輪、羽、そして指に書かれた「LOVE」という文字、ユナに描かれた悪魔の角と尻尾は、ドラマでの二人の男女のキャラクターの性質を物語っている。

「ユナの街」の制作会社であるドラマハウス側は、「ドラマでの7人の俳優たちの人生は、表面上は三流の人生に見えるかもしれないが、決して彼らの人生が三流ではないということをキャッチコピーで伝えたかった」とし、ドラマに込められた暗黙的な意味を間接的に表現したことを伝えた。

「ユナの街」は職業、性別、年齢、性格まで千差万別で個性溢れる人々と、スリ組織出身の女性が住む集合住宅に世界中のどこを探してもいないほど善良な男性が飛び込み、傷を癒しながら一緒に生きていくストーリーを描く。「密会」の後番組として5月19日から韓国で放送がスタートする。