「私はチャン・ボリ!」運命の悪戯が始まった

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「私はチャン・ボリ!」放送画面のキャプチャー
「私はチャン・ボリ!」の主人公たちの運命が劇的に変わり、本格的な展開が始まった。

27日に放送されたMBC週末ドラマ「私はチャン・ボリ!」では、インファ(キム・へオク)の貪欲が招いた悲劇が描かれた。ただ、姑のスミ(キム・ヨンリム)の好感を買いたかったインファは、そのため義理の兄のヒボン(チョン・ウォンジュン)を死なせ、その代価で娘のウンビ(ユ・ウンミ)を失った。

競合でオクス(ヤン・ミギョン)に勝ちたかったインファは、無理して雨の中で運転し、不本意にオクスの車を事故に遭わせた。この事故により一緒に車に乗っていたヒボンは死亡した。インファは最初は慌てたが、直ぐ気を取り直し、オクスが気を失っている間に逃げ、自身が起こした事故ではないと否定した。

しかし、インファが起こした事故の余波は、ここで終わらなかった。インファの車にこっそり乗っていたウンビが事故の場所から消えたのだ。何も知らず車から降りたウンビは、道端に捨てられ、挙げ句車にひかれ、記憶まで失った。これでインファは、自身の貪欲によって娘まで失うことになった。

記憶を失ったウンビは、取立て屋から逃げていたヘオク(ファン・ヨンヒ)の手に委ねられた。気を取り戻すや否や、自身を母と呼びながら慕うウンビを、ヘオクは捨てられなかった。ウンビは「ボリ」という名前で新しい人生を生きることになる。ヘオクの本当の娘のヨン・ミンジョン(シン・スヨン)は、ボリを恨めしく思うが、2人は喧嘩をしながらも姉妹として成長した。

スミの後を継ぐ子孫の運命が大きく渦巻いた。長男のヒボンはインファのせいで死に、この影響でウンビは行方不明になり全家族は悲しみに浸った。元々スミの後を継ぐべきだったオクスは、夫を亡くしたショックで家から出て自殺を図った。しかし、その後自身が妊娠していることに気づき自殺を諦め、1人で静かなところで暮らすことにした。

このようにして、子役たちの部分は終わった。次回からはオ・ヨンソ、イ・ユリ、キム・ジフン、オ・チャンソクなどが登場し、子供たちが大人になってからを演じる予定だ。第6話の最後には、絵が上手いウンビを捜すために、絵画大会を開くインファ夫婦の姿が描かれた。しかし、予告編によると、彼らはウンビの代わりに、ウンビの絵をそっくり真似るミンジョンを発見し、養女にする。

自身の正体は夢にも知らず、ヘオクと一緒に田舎で育ったウンビ(チャン・ボリ)と、このおかげで身分が上昇したミンジョン。運命がすり替えられた子供たちの興味深い物語は、今からスタートだ。本格的なストーリーが展開される「私はチャン・ボリ!」がこれから視聴者たちにどのような面白さを披露するかが楽しみだ。

記者 : キム・サラ