ユンナ、ショーケース開催「1位にこだわるより一生誰かのBGMになりたい」(総合)

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「呼んでくれるなら、どこでも行く。力尽きるまで歌う。1位になることを望まない。皆さんが見てくれるなら、これからも頑張って生きる。柔軟なウェーブダンスもなく、歌以外に見せられるものが少ないユンナを応援してくれるファンの皆さん、本当にありがとうございます」

歌手のユンナが2日の午後、ソウル江南(カンナム)ILCHI ART HALLで2枚目のミニアルバム「Just Listen」の発売記念ショーケース兼記者会見を開いた。ユンナは2006年に韓国でデビューして以来2回目となるショーケースを準備し、特別なスタートを予告した。

1ヶ月間で体重を4kg減量したというユンナは「歌いながらランニングマシーンで走った。コンサートが長期戦であるため、体力管理にも気を使った。特に、今回のアルバムではタイトル曲を自分で書きたくて努力した。とても音楽的で、感性的な作業だったが、準備した分だけ結果は伴うと思った」と抱負を語った。

タイトル曲「私たちが別れた本当の理由」を作曲したユンナは、「悲しい女性の雰囲気を出すためにヘアスタイルをあえて演出した。曲の中に一般的な感情を盛り込もうとした。作詞家キム・イナとのコラボレーションで曲に対する満足度が高かった」とし、「個人的な経験を盛り込んだりもした。これまで時々恋愛も経験してきた。誰も関心を持たなかったため熱愛報道がなかっただけで、続けてきた」と話した。

ユンナは普段から一緒に作業したかったBrown Eyed Soul ナオル、ユン・ドヒョン、Haihm、LYn、SKULL、THE KOXX、Urban Zakapaなどのミュージシャンとコラボレーションし、アルバムのクオリティを高めた。

ユンナは「私が個人的に仕事したかった方々に連絡した。カラーの強い方々なので、お互いの性向が違い意見がぶつかったりもした。正直、和気あいあいとした雰囲気ではなかったが、結果は満足だった」とし、「お互い仲が良いが、作業しながらかなりケンカした。ダイヤモンドがぶつかり、磨かれ、大きな相乗効果を生んだ。特に、Urban Zakapaと一緒に作った『海の子』が一番気に入っている」と話した。

チョー・ヨンピル、Wonder Girls、KARAなどとのコラボレーションを夢見るというユンナは「ユ・ヒヨル先輩からも曲をいただきたいが、私にとっては母のような存在。それほど、私の成長を見せたい」とし、「私はコンサートを重要に考えている歌手。番組出演を並行しながら、コンサートで様々な私の姿を披露する」という意志を明かした。

「正直、音楽番組で1位になりたいという欲はない。もちろん、もらえるならすぐもらう(笑) でも、私は前に出る歌手というよりは一生誰かのBGMになりたいだけ。これからも1位にこだわる歌手にはなりたくない」

ユンナは3日、KBS 2TV「ミュージックバンク」でカムバックステージを披露する。放送活動を並行するユンナは6月21日~23日漢南洞(ハンナムドン)BLUE SQUAREのSAMSUNG HALLでコンサートを行う。

記者 : キム・イェナ 写真 : キム・ジェチャン