4Minute キム・ヒョナのセクシー vs SISTARのセクシー

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刺激も和らげる健康美:SISTAR
息をするだけで色っぽい:4Minute キム・ヒョナ

韓国を代表するセクシーアイコンが、キム・ヒョナとSISTARに絞りこまれている雰囲気だ。

4Minuteのキム・ヒョナが抜群のセクシーさでステージに立つごとにネットを熱く盛り上げている中、SISTARは健康的なセクシーさでリリースする楽曲が全てヒットしている。2組は共に“セクシー”だと言われているが、そのカラーは明らかに異なる。この2組の人気は、従来の露出中心のセクシーコンセプトを覆すものとなった。

#SISTAR、セクシーのカギは“妖艶”

SISTARは爽やかなコンセプトのガールズグループとの差別化に成功した。ねっとりとした妙な想像力を引き起こし、グラマラスである。

それにもかかわらず、扇情的に感じられないのがSISTARの一番の強みだ。SISTAR19の「いた人がいなくなると」の振付けのレベルはかなり高いものだが、メンバーたちならではの魅力と調和し、完成度の高いパフォーマンスになった。普段の明るいお転婆なイメージや“体育ドル(運動ができるアイドル)”という健康的なイメージが、刺激を和らげているのだ。しかもヒョリンといった“信頼度100%”の歌唱力を持つボーカルは、歌とステージを“刺激”に埋もれさせない効果をもたらす。

ビートよりもメロディーに重点を置いている楽曲は、大衆性も一層向上している。昨年ブームとなった「私一人(Alone)」を始め、「Ma Boy」「Loving You」など、ヒット曲も多い。メロディーを上手く活かしながら、メンバーたちの完璧な“ボリュームのあるボディライン”を強調するウェーブダンスはトレードマークだ。女性歌手が所属している事務所では、一生懸命SISTARの振付けを研究していた。

#4Minute キム・ヒョナ、セクシーのカギは“挑発”

一方、キム・ヒョナは、何をしても色っぽい。“過剰に”差別化された彼女は、息をつくだけで華やかだ、セクシーだと言われる。目を少しだけ開けただけで、骨を一度回しただけでセクシーパフォーマンスが完成する。

すでに多数の歌手が披露した足を広げるダンス(「Mirror Mirror」)も、キム・ヒョナが披露すれば、ネットで大騒ぎの扇情的なステージとなり、女性ダンス歌手たちの一番ありふれたアイテムである骨盤ダンス(「Bubble Pop」)は、放送禁止処分まで下された。

強みは予測不可能であること。いつも人々の基準から半歩先を行く大胆な挑発は、彼女と関連した新しい映像や写真にアクセスが殺到する一番の理由だ。「Trouble Maker」のステージでは、人気アイドル歌手のボディラインを過激になでおろし、悪質な書き込みが殺到すると、露出のレベルをもっと高めて、泡のシャワーシーン(「Ice Cream」)を披露する。ダンサーの背中にまたがって、余裕のある表情を見せる“君臨ダンス”は性的な魅力をアピールしながらも、状況をリードするキム・ヒョナのキャラクターの醍醐味だった。

記者 : イ・ヘリン