【PHOTO】ペ・ドゥナ「クラウド アトラス」記者会見に登場“ラナ・ウォシャウスキー監督と楽しい対話”

OSEN |

13日午後、ソウルのシェラトン・グランデ・ウォーカーヒルで開かれた映画「クラウド アトラス」の韓国での記者会見で女優のペ・ドゥナがラナ・ウォシャウスキー監督と話を交わしている。

映画「クラウド アトラス」は、それぞれ違う時代を生きる人物の話を描く。1849年には、原因不明の病気にかかった白人の弁護士、ユーイングが家に帰るために奮闘し、1936には天才作曲家、フロビッシャーが美しいシンフォニー「クラウド アトラス」6重奏を誕生させる。1973年には、女性記者のルイサ・レイが原子力発電所を巡る途方もない不正と真実を暴き、2012年には老人のための施設に閉じ込められてしまったティモシーが脱出を断行する。2144年には、クローンのソンミがヘジュという純血人間の協力で外の世界に足を踏み出し、最後の2321年にはすべての文明が滅亡したアポカリプスの未来を生きていくザクリーがいる。

このように6の時代を生きる主人公の話は、一つも似たものはない。何より、ジャンルから違う。ユーイングの奮闘はミステリー、天才作曲家はしてはいけない恋をする恋愛映画、それに女性記者のルイサ・レイの真実プロジェクトはスリラーとなっている。また、施設からの脱出を試みるティモシーの話はコメディとなっている。ソンミの話はSFで、アポカリプスの未来はファンタジーだ。

同盟の小説を原作にした今回の映画で彼らは小説が見せた構成(6のストーリーをオムニバス式ストーリーで構成し、最後のストーリーのクライマックスで一時停止し、一つずつ葛藤が解消される形式)を映画的に新しくアレンジし、自身だけのユニークな構成方法を作り出した。この新しい構成方法は、観客たちの興奮を倍増させる効果をもたらした。

それと共にトム・ハンクス、ハル・ベリーをはじめ、ジム・スタージェス、ベリー・ウィショー、ヒューゴ・ウィーヴィング、そしてペ・ドゥナまで、1人多役で完璧な演技を披露した俳優らの熱演も感動を与える。

ペ・ドゥナのハリウッド進出作で4年ぶりに一緒にメガホンを取ったラナ&アンディ・ウォシャウスキー、トム・ティクヴァが共同で演出した「クラウド アトラス」は、韓国では来年1月10日に、日本では3月15日に公開される。

記者 : パク・ジュニョン