「優しい男」タイトルから推測する3つの結末

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写真=KBS 2TV「優しい男」スクリーンショット
最終回まで2話残しているKBS 2TV水木ドラマ「優しい男」(脚本:イ・ギョンヒ、演出:キム・ジンウォン、イ・ナジョン)の結末に対する推測が続いている。すでに熱血ファンの間では、ドラマのセリフやシーン、俳優たちの表情や姿勢など、一つも見逃せない雰囲気が作られている。

様々な解釈が飛び交う中、ドラマのタイトルから類推した3つの結末を紹介する。

1. カン・マルは死ぬ

「優しい男」の“世界のどこにもいない”に焦点を合わせた結末だ。ここで“優しい男”はカン・マル(ソン・ジュンギ)を指しており、世界のどこにもいないから死ぬしかないという結論になる。マルが死ぬ理由は様々だ。「今患っている病気で死ぬ」「ハン・ジェヒ(パク・シヨン)とソ・ウンギ(ムン・チェウォン)を救って、代わりに死ぬ」「ジェヒを愛するアン・ミンヨン(キム・テフン)に殺される」「イ・ギョンヒ脚本家の前作『ごめん、愛している』のソ・ジソブ、イム・スジョンのように自殺する」などの意見が代表的だ。

2. カン・マルは優しい男ではない

一方こちらは「優しい男」の“優しい”に焦点を合わせた。優しい男のように見えたマルが、実は登場人物はもちろん、視聴者も初めから騙していたという設定だ。マルは優しい男ではなく、骨の髄まで“悪い男”だったのだ。ハン・ジェヒを救うために殺人の濡れ衣まで着せられたマルには、もうできないことは何もないという主張だ。悪い男マルが狙っている結末も様々だ。「ウンギをどん底に落とし、テサングループを手に入れてジェヒと暮らす」「ウンギを自殺に追い込み、ジェヒと逃げる」「ウンギとジェヒを裏切り、真の魔性の男になる」などである。

3. 優しい男は最初からカン・マルではなかった

「世の中のどこにもいない優しい男」で“優しい男”はカン・マルではなく、アン・ミンヨンとパク・チュナ(イ・サンヨプ)だというちょっと変わった結末。ミニョンとチュナは、自分のことを男として見てくれない女を愛し、彼女に献身しているという共通点を持っている。彼らが愛する女は2人ともマルの女だ。それにも関わらずいつかは振り返ってくれるだろうという純愛を持って、体と心を捧げる真の優しい男である。

7日に放送された「優しい男」第17話では、全ての記憶を取り戻したウンギが自身と父、テサングループを混乱に陥らせたジェヒたちとマルに復讐する姿が描かれた。第18話の予告では、自身の計画に気付いたマルに、最後のチャンスだから遠くに逃げなさいというウンギの声が流れ、波乱を予告した。

記者 : イ・ウイン