「馬医」イ・ヨウォン“出演の決め手はイ・ビョンフン監督とチョ・スンウ”

MYDAILY |

写真=MBC
女優イ・ヨウォンが朝鮮時代の医女に変身する。

MBC新月火ドラマ「馬医」(脚本:キム・イヨン、演出:イ・ビョンフン、チェ・ジョンギュ)でカン・ジニョンに扮し、「善徳女王」以来3年ぶりに時代劇へ出演するイ・ヨウォンが、26日にMBCを通して出演の決め手と作品に臨む覚悟を述べた。

イ・ヨウォンは、「シノプシス(ドラマや舞台など作品のあらすじ)を見て目を離せないほど作品に入り込んだ。個性のあるカン・ジニョンのキャラクター、時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督と共に作品ができるということ、チョ・スンウさんとの共演が『馬医』に出演するきっかけになった」と明かした。

イ・ヨウォンが演じるカン・ジニョンは、賤民(センミン:最下層の階級の身分)である奴婢の娘として生まれたが、親が恩人の息子であるペク・クァンヒョン(チョ・スンウ)と取り替えたせいで汝池(ヨジ)という名前の孤児になり、官庁の奴婢として育つことになった人物である。彼女は官庁から逃げ出した後、乞食の群れの中でヨンダルという名前で生きていたが、ペク・クァンヒョンに出会い、思春期の初恋を経験する。そして生まれつきの賢さで惠民署(ヘミンソ:朝鮮王朝時代に設置された官庁・医療施設)の医女になり、優れた医術を持つことになる。

イ・ヨウォンは、「ジニョンは朝鮮時代の女性だが、慣習と規範に縛られず素直な現代の女性像を見せる予定だ」とし、自分との共通点として「正直な性格」を挙げた。

また「時代劇の大きな魅力は、作品の背景となる時代へタイムスリップできるということだ。感動を与える俳優になりたい」と目標を語った。

「馬医」は、馬を治療する低い身分の獣医から王の主治医にまで上り詰める朝鮮時代初の漢方外科医ペク・クァンヒョンの波乱万丈な生涯を描く。韓国時代劇の巨匠イ・ビョンフン監督が演出を務め、「イ・サン」「トンイ」などを執筆した脚本家キム・イヨンが脚本を手がける。同作は韓国で10月1日午後9時55分から第1話が放送される。

記者 : イ・スンロク