「馬医」イ・ヨウォン、助力者を自任しても輝く女優

OSEN |

女優イ・ヨウォンがMBC月火ドラマ「馬医」で強烈ではないが、黙々と自身の役割を全うし、存在感をアピールしている。

イ・ヨウォンは同ドラマで賤民(センミン:最下層の階級の身分)の娘に生まれたが、ペク・クァンヒョン(チョ・スンウ)と運命が変わって両班(ヤンバン:朝鮮時代の貴族)になったカン・ジニョン役を演じている。ジニョンは、両班の娘であるにもかかわらず、恵民署(ヘミンソ:朝鮮王朝時代に設置された官庁・医療施設)の医女(両班や王族などに属する高貴な女性を診察するための女性の医師)になり、グァンヒョンが医員に成長していくことに大きい役立つ。

ジニョンは、グァンヒョンが辛い経験をする度に一肌脱ぎ、自身も知らずにグァンヒョンに恋心を抱くことになり、これから心痛む恋を続けていく予定だ。視聴者はグァンヒョン(チョ・スンウ)の成長に注目しながらも、イ・ヨウォンの上品で強い魅力に夢中になっている。

特に、ジニョンを演じるイ・ヨウォンのハツラツとして聡明なキャラクターと、他の俳優と上手く息を合わせる能力に賛辞が送られている。

馬医から御医(オイ:王の主治医)に成長するグァンヒョンのストーリーを描くドラマの特性上、同じ主人公でもジニョンよりグァンヒョンに焦点を合わせざるを得ない状況で、イ・ヨウォンはチョ・スンウと息のぴったり合った演技を披露し、ドラマを際立たせる助力者として優れた能力を見せている。

ドラマで相手を際立たせ、支える演技をすることも、俳優としては美徳と言えるだろう。このような意味でイ・ヨウォンは、相手の俳優を際立たせる懸命な演技で、逆に自身の価値を高めている。

20日に韓国で放送された「馬医」第16話で医生になったグァンヒョンが、ますます人の命を救うことに優れた能力を発揮する人という事実が明らかになり、グァンヒョンを嫌うイ・ミョンファン(ソン・チャンミン)の怒りもどんどん大きくなっている。これに伴い、今後グァンヒョンを困らせようとするミョンファンとの対立がドラマの見どころになると予想される。

記者 : ピョ・ジェミン