クァク・ドウォン「『ある会社員』のときはソ・ジソブと親しくなかった」

OSEN |

最近終了したSBSドラマ「ファントム」で素晴らしい呼吸を見せ、名コンビとして話題になった俳優のソ・ジソブとクァク・ドウォンは実際にも親しい間柄だが、「ファントム」の前に撮影した映画「ある会社員」のときは、それほど親しくなかったことがわかった。

クァク・ドウォンは最近OSENとのインタビューを行い「ソ・ジソブとは『幽霊』のときから親しくなった。元々演技するときに、キャラクターを日常生活においても意識して影響を受けるスタイルなので、(「ある会社員」では)劇中で対立関係のソ・ジソブと親しくなれなかった」と明かした。

彼は制作報告会の場でも「劇中の役割のせいで、撮影現場でマインドコントロールすることが容易ではなかった。ソ・ジソブとともに撮影するシーンが多く、彼に憎しみを持たなければならないことが精神的に辛かった」と話したことがある。

「ある会社員」は殺人請負会社の営業2部課長であるチ・ヒョンドが平凡な人生を夢見るようになり、周りからの標的になって繰り広げられるストーリーを描いたアクションドラマだ。劇中、ソ・ジソブは営業2部課長、クァク・ドウォンは専務取締役の役割を担った。

クァク・ドウォンの話のように、完璧なパートナーシップを誇っていたドラマとは違って、映画の中では、二人のライバル構図が緊張感をかもし出している。

ソ・ジソブはちょっとしたミスも許容しない冷静な人物で、会社で最も信頼される社員だ。そのような彼に劣等感を持っている専務取締役のジョンテ(クァク・ドウォン)は、いつも彼を不満に思う。ある日、ジョンテは、ヒョンドが犯したミスに気づいて会社に通報することで、ヒョンドが会社の標的になる決定的な原因をつくる。

「ある会社員」は韓国で10月18日に公開される。

記者 : チェ・ナヨン