「日韓コメディフェスティバル」陣内智則やレイザーラモンRGが登場!エンディングは“江南スタイル”で

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写真=YTREE Media
「2012日韓コメディフェスティバル」が、9日に海雲台(ヘウンデ)ビーチの3000席規模の野外ステージで多くの観客の歓声の中で幕を閉じた。

今回のイベントは、来年9月に開催予定の「第1回 釜山(プサン)国際コメディフェスティバル」の成功のための特別なイベントだった。韓国と日本を代表するお笑い芸人が交互にステージを披露し、ギャグで交流したり、ギャグにおける日韓の観点の差を感じられる有意義な時間となった。

韓国代表としては「オンアルス」(チョ・スウン、チェ・ギョンソン、チョ・ジュヌ、チェ・ギソプ)、「父と息子」(ユ・ミンサン、キム・スヨン)、「コクギド」(キム・ジュノ、ホン・インギュ、チョ・ユノ、イ・サンホ、イ・サンミン、チャン・ギヨン)、「ネガジ」(キム・ジュンヒョン、ホ・ギョンファン、ヤン・サングク、キム・ギヨル)が、日本代表としては吉本興業所属のくまだまさし、レイザーラモンRG、増谷キートン、陣内智則が参加した。

韓国…言葉で遊ぶギャグ

韓国代表のトップバッターは、「オンアルス」だった。「オンアルス」はイギリスのエディンバラフェスティバルに毎年招待されるなど、人気を博しているお笑いグループだ。ボールを回す技や、ゴム手袋や風船、ジャグリングなどを活用した多彩な妙技で観客の視線を引き付けた。

続いてのステージはKBS 2TVコメディ番組「ギャグコンサート」の人気コーナー「父と息子」「コクギド」「ネガジ」チームだった。ステージが室内から屋外に変わったこと以外に特別なパフォーマンスやイベントはなかったが、「ギャグコンサート」の人気を証明しているかのように、観客の反響は熱かった。お笑い芸人たちはテレビでは口にできない激しい言葉を使ってのコメディも披露し、熱い声援に応えた。

韓国代表は言葉を使わない「オンアルス」のパフォーマンスを除くと、言葉で笑わせるコメディが主流だった。

写真=YTREE Media

日本…小物を使った体を酷使するギャグ

一方、日本は小物を使っての体を酷使するギャグが主となった。最初のステージは、小道具を活用したギャグを得意とするくまだまさしが披露した。くまだまさしはバーベルやかつら、クラッカー、風船などを使って体を酷使したり、自虐するコメディを披露した。

マイケル・ジャクソンに変身したレイザーラモンRGはたどたどしい韓国語でマイケル・ジャクソンの歌を歌い、「お茶」を連想させるギャグや、鼻で演奏をする妙技を見せた。日本のフィギュアスケート界の妖精、浅田真央のモノマネで、ここ1年間日本のテレビ出演に制約があったという増谷キートンは、自身のお尻を露出し、CDプレーヤーに活用するという大胆なギャグを披露した。

増谷キートンのギャグは、韓国と日本のお笑い文化の観点の差をはっきりと見せてくれた。MCを務めたお笑い芸人のイ・グァンソプが「あのコメディを『ギャグコンサート』でやったら、大変なことになる」と話すと、増谷キートンは「日本人はとても好きなコメディだ」と答えた。

日本代表の最後のステージはtvN「コメディビッグリーグ」を通じて韓国人にも親しみのある陣内智則が披露した。陣内智則は映像を使った「ゾンビゲーム」ギャグで日本代表のステージの中で最も大きな反響を得た。ここには、彼の流暢な韓国語も一役買った。

「日韓コメディフェスティバル」のフィナーレは「ネガジ」チームが飾った。ゴージャスなタキシードを着こなした4人の男性の登場に、観客の歓声が海雲台を揺らした。この日のフェスティバルは、日韓のお笑い芸人たちの記念撮影と歌手PSYの「江南(カンナム)スタイル」ダンスをみんなで踊り、盛り上がることで幕を閉じた。

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記者 : イ・ウイン