神話「来年もアルバム発表し活動続ける」

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「今回の活動を通じて自分たちが「まだ健在中だ」ということを見せたとすれば、来年からは「神話(SHINHWA)はずっと活動を続けるんだな」ということをお見せしたい。毎年アルバムを発表し活動するのが目標です」――。

3月に韓国で10枚目のアルバム「THE RETURN」をリリースし、4年ぶりに活動を再開した6人組グループ神話が7日、中国・北京でアジアツアーの千秋楽を迎えた。3月24日のソウル公演を皮切りに日本、中国、台湾、シンガポールの5ヶ国・地域、8都市で10回にわたって公演し、合計9万1000人余りの観客を動員した。

メンバーらは6日に北京市内のホテルで開かれた記者懇談会で、今回のアジアツアーに満足を示し「これからが重要だ」と意気込みを語った。


―アジアツアー終了後、アルバム「THE RETURN」と関連した活動が一段落する。4年ぶりの活動再開とあって話題を集めた今回の活動を振り返ってみると?

エリック:活動再開が決まった後、活動のコンセプトについて悩んでいるときに下した結論は、流行に合わせることで勝負に出ては神話というグループ自体が軽い感じになってしまうということだった。どのようなステージになろうと意図的でない、自然ににじみ出る気品というか、人間的な面を見せればよいのではないかと思ったが、結果的に今回の活動は非常に成功したとみている。思った以上の成果があった。ただ、今年よりも来年がさらに重要だ。今年は「4年ぶりのカムバック」ということでファンが集まると予想はしていたが、来年からはそのような特殊性を期待することはできない。さらに努力するしかない。

ドンワン:今回の活動を「大ヒット」だとみてはいない。「復帰に成功した」程度だ。来年は大ヒットを出したい。

―4年ぶりに会ったファンの反応はどうだったか。

ヘソン:以前と変わらず爆発的だ。歓声を上げ、空港で多くのファンが出迎えてくれた。3月のソウル公演のときにリフトに乗って舞台に降り、客席を見回すと大勢の人が待っていた。その光景を見た瞬間、「本当に活動を再開してよかった。熱心に準備したかいがある」と思った。感謝している。

エリック:女性ファンの中には結婚した人も多いが、夫や子どもと一緒にコンサート会場を訪れて楽しんでいるのを見て、とても胸がいっぱいになった。

―ソウル公演に続き、5年ぶりの海外公演を行ったが。

チョンジン:日本、中国、シンガポールでの公演のチケットが売り切れたという話を聞いたとき、事務所の関係者が気を使ってくれているのだと思った。本当に多くのファンが会いに来てくれるのだろうかと心配だったが、会場に行ってみると大勢ファンが集まっていた。もっと熱心に頑張ろうと思った。

―K-POPがアジアを越え、南米や欧州にまで広まっている。アジアだけでなく米国や欧州に活動の舞台を拡大する計画は?

エリック:今回の活動では神話が望んだ分だけの絵を描いた。それ以上は欲張らないようにした。神話は、これまで韓国にはなかったスタイルのアイドルグループなので、まずは韓国で定着しなければならない。チョー・ヨンピル先輩が「国民的歌手」と呼ばれているように、神話も「国民的アイドル」という言葉にふさわしい何かを達成すれば、(世界市場も)十分に狙うことができるのではないかと思う。韓国とアジアのファンから認めてもらうのが先だ。そのあとで、多くの方が応援してくだされば(世界市場進出も)十分可能な話だと思う。

―今後の活動の計画は?

エリック:毎年アルバムを発表し活動することが目標だ。来年は今年と同じ時期に活動することになると思う。その合間にメンバー各自がソロで活動する計画だ。

―メンバーのソロ活動について紹介してほしい。

ドンワン:韓国で映画やドラマに出演する計画だ。

ミヌ:デジタルシングルやアルバムをリリースし、僕の音楽を待ってくださったファンにお届けしたい。韓国だけでなく日本、中国でソロコンサートも開く計画だ。

チョンジン:しばらく演技をしていない。ドラマや映画のシナリオを見ているが、演技をするなら中国で活動する予定だ。ほかのコンセプトのテレビ番組出演も考えている。

ヘソン:今年秋、または冬ごろにソロアルバムを発表し、コンサートを開く予定だ。

アンディー:僕がプロデュースした新しい7人組グループが8月にデビューする。そのグループを通じてより多様な姿を披露しようと思う。

―神話が持つ「最長寿アイドル」というタイトルをうらやましく思う後輩らが多い。アドバイスは?

ミヌ:最初はケンカも多かったが、重要なのはケンカの後にどう解決するかだ。どんな問題だろうとメンバー同士で解決しなければならない。問題を直接解決してきたことが今までチームを維持できた秘訣ではないかと思う。

―今後の目標は?

ミヌ:最近、神話を「進化ドル(進化するアイドル)」と表現した記事を読んだ。その表現通り、年を取ってもエネルギーは衰えない、進化を続けるグループとして残りたい。来年はさらに多くの人に親しまれる曲でお目にかかりたい。

記者 : 聯合ニュース