「ヨンガシ」が快挙…2012韓国映画最高のオープニング記録

OSEN |

韓国初の集団感染をテーマにしたパニック映画「ヨンガシ 変種増殖」が、2012年韓国映画の最高オープニングスコアを更新し、ボックスオフィス(劇場でのチケット販売枚数)1位となった。

6日午前、映画振興委員会の統合ネットワークによると「ヨンガシ 変種増殖」は公開日である5日だけで、全国19万953人の観客を動員し、凄まじい勢いで高い興行成績を収めていたハリウット映画「アメイジング・スパイダーマン」を抜いたという。特に「アメイジング・スパイダーマン」は、「ヨンガシ 変種増殖」に比べ上映回数が約1.5倍多いにもかかわらず、ボックスオフィス1位を奪われる形となり、「ヨンガシ 変種増殖」の大ヒットを予感させた。

「ヨンガシ 変種増殖」が記録したオープニングスコアは、2012年上半期最高のヒット作である「悪いやつら」の初日のスコアの16万4665人を越える成績で、歴代のヒット作と比べても断トツな記録だ。2007年の「光州5・18」が公開日に11万5078人を動員し、2009年の「TSUNAMI-ツナミ」は17万700人、2010年の「アジョシ」は13万766人を記録しており、20万に近い「ヨンガシ 変種増殖」とは多少離れている。

「ヨンガシ 変種増殖」は殺人寄生虫ヨンガシ 変種増殖という独特な題材で制作された、韓国初の集団感染をテーマにしたパニック映画だ。しっかりしたストーリーと手に汗を握らせる速い展開、キム・ミョンミンを初めとする俳優の熱演と家族愛まで、様々な見所で、前世代が楽しめる映画として脚光を浴びている。

記者 : キム・ナヨン