イ・シヨン&パク・ジェボムが手がけるTiny-Gが注目されている理由とは?

TVREPORT |

女優イ・シヨンと歌手パク・ジェボムが作詞作曲を手がけるアイドルグループTiny-G(タイニー・ジー)への関心が高まっている。

韓国で14日の午後5時15分から放送されたMBCバラエティ番組「その女作詞、その男作曲」では、イ・シヨン&パク・ジェボム組の他2人が曲を作ることになったガールズグループTiny-Gに視聴者の関心が集まった。

この日の放送を通じて公開されたTiny-Gは、4人組のガールズグループでメンバーは全員10代。特徴は平均身長153cmという小さな身長で、小柄な外見とは違った爆発的なパワーを持っている。Tiny-Gはヒップホップダンスなどの音楽をベースにしたグループで、従来のグループと比べても遜色のない実力の持ち主だ。

業界関係者によると、同グループは歌だけでなく、ダンスの実力をも兼ね備えた新人であるという。特にメンバーのミントが披露したブレイクダンスは、パク・ジェボムを驚かせた。

Tiny-Gの関係者は「4人組のアイドルとしてデビューを控えている。平均2年以上もトレーニングしてきたメンバーたちだ。目に見えるもの以外に潜在的な能力も高く、デビューの後が楽しみである未来のスター」と評価した。

視聴者がTiny-Gに関心を持っているのは、デビューの前からテレビを通じてその名を知らせたためだ。

1ヶ月に数十から数百のチームが音楽シーンにデビューしている中、グループの名を知らせ、メンバーの名をアピールすることは簡単ではない。楽曲がヒットした場合にも、特定メンバーの他のメンバーの名を覚えている人は多くない。このような状況の中、Tiny-Gはデビューの前にグループの名だけでなくジェイミン、ミン・ドヒ、ミント、キム・ミョンジというメンバーの名をも視聴者にアピールする成果を手にした。

視聴者が注目しているもう一つの理由は、デビューの前にテレビを通じてその名を広げたグループはほとんどブレイクしているためだ。

2PMや2AMなどのグループも、スターオーディション番組を通じてメンバーを先発した。異例的にもその先発過程が公開され、彼らはデビュー前から大きな関心を集めた。現在は他のオーディション番組の出身者らも大きな人気を博している。

「スーパースターK」「K-POPスター」「偉大な誕生」などオーディション番組出身のスターには視聴者の注目が集まる。ホ・ガクやジョン・パク、Busker Busker、ULALA SESSIONなどはデビュー前から視聴者の関心を集め、人気を得た。Tiny-Gも今後イ・シヨンとパク・ジェボムが曲を完成させるまで引き続きその名を知らせることとなり、同グループがブレイクできるのか、注目が集まっている。

ある放送業界の関係者は「デビュー前にグループを知らせることができれば、半分は成功したと言える。そのため、芸能事務所はオーディション番組に出演した人と契約をしたり、あるいは最初から新人グループをデビューの際に事務所自らが制作する番組に出演させ、イメージメイキングを試みている。熾烈な競争で生き残るためのアイドルグループの競争はどんどん激しくなっている」と指摘した。

記者 : カン・スンフン