KARA、日本No.1のK-POPアイドル「まだ目標がたくさんあって嬉しい」
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写真提供=DSPメディア
韓国を代表するガールズグループのKARAが、日本デビューから2年で、初のツアーをスタートさせた。デビュー2年目にして初めての単独ライブに、メンバーたちは驚きを隠せないながらも、これから広がる自分たちの未来により期待感を示した。現在に安住せず、さらに精進していくと約束した。 KARAは14日と15日、横浜アリーナで初の日本ツアー「KARASIA」をスタートさせ、約2万人のファンを熱狂させた。新曲「スピードアップ」を皮切りに、オリコンチャートで3位を記録した「ウィンターマジック」や、同チャートで1位の座に輝いた「ジェットコースターラブ」、日本でのデビュー曲「ミスター」まで24曲を熱唱、2時間30分の間ファンとともに楽しい時間を過ごした。
公演前にKARAは「他の歌手たちとアジアの別の国で公演をしたことはあるけど、KARA単独でコンサートするのは初めてで、責任を強く感じる。これを機にひとつひとつ学びながら経験を積み重ね、日々素晴らしい公演をお見せしたい」と今後の意気込みを語った。
2007年にデビューして、様々な紆余曲折を経てここまでやって来たKARA。昨年も“KARA事態(2011年に起きた、所属事務所とのトラブル)”でチームが解散するかもしれないという最大の危機を迎えたが、どうにかそれを乗り越えて現在に至る。そしてその事件以来チームワークもより深まり、スンヨンは「(KARA事態以降)何かを決める時、5人でしっかりと話し合う。メンバーみんなで、なるべくたくさんのことを話し合うようにしている」と語った。
続いて「デビューして5年が経った。チームは成長したが、個人的にはいろんな葛藤があった。がむしゃらに仕事をした時期もあったけど、疲れて消極的になったこともあった。様々なことがあったが、ひとつひとつ乗り越え、今こうしてKARAとして活動しているということは、私たちの努力が実ったという証拠だと思う。これからも、努力を怠らず活動していく」と、改めて心を引き締めた。
リーダーのギュリは「色々なことがあったけど、最初からKARAが順調でなかったことが逆に良かったと思う。KARAはまだ目標がたくさんあるので嬉しく思う。早く上がって早く下りてくるより、ゆっくり上がってゆっくり下りるほうがいい。今のように常に感謝する気持ちを忘れないようにしたい」とファンたちへの感謝の気持ちを伝えた。
メンバーの中で一番最後にKARAに合流したハラは「18歳でデビューし、既に22歳になった。それは短くも感じるし、長くも感じられる時間。これまで自分の実力を磨くことできず情けなかったり、恥ずかしかったりするときもあったけど、これからも時間はあって、それを共に過ごすメンバーがいるため、 KARAの名前にふさわしい姿をお見せできるよう、頑張る」と、この4年を振り返った。
16歳のとき韓国に来たニコルは、「KARAとして活動しながら、20代になって、長い時間が経ったように感じる。周囲をしっかり見ながらメンバーと一緒に頑張っていきたい」と語った。末っ子のジヨンは「今までは自分のことだけを考えていたけど、今は他の人とともに生きていく方法を学んだ。同い年の友達たちよりも早くから社会生活を始めたので、いろんなことを教わった。今もまだわからないことは多いけど、今後とも一所懸命に活動し、楽しく社会生活を送っていきたい」と末っ子らしいコメントを残し、現場の笑いを誘った。
メンバー5人がひとつになって進行した今回のライブは、2月にソウルで行われた初単独ライブを日本でのツアーへと発展させたもので、今年の上半期に台湾、タイなどでも開催される予定である。
記者 : ペク・ソルミ、翻訳:キム・ミソン