「T-ARAだけではない」アイドルグループ、メンバー交代の警告が頻発

OSEN |

T-ARAの9人組に再編成されたことに対して、所属事務所のコアコンテンツメディアが「自惚れるメンバーは積極的に交代する」と明かした。そんな中、他のアイドルグループにおいても、このようなメンバー交代の警告があったことがわかった。

最近人気が急上昇した某男性グループの所属事務所も、メンバー1人の態度が問題になり、代わりのメンバーを探したことがあるという。また、他のアイドルグループでもメンバー本人又はメンバーの親とトラブルがあり、交代を断行したり、真剣に議論したことがあるようだ。

ほとんどの場合はできるだけメンバーは変えずに、交代の可能性を示唆する「警告」のレベルに留まっている。男性グループの場合はメンバー交代を望まないファンダム(特定のファンの集い)の力が強いからだ。

T-ARAがメンバー交代を堂々と宣言できたのは、メンバーの構成よりは歌とパフォーマンスで愛されるガールズグループだからこそ可能だったというのが音楽業界の見方だ。既にトップクラスになった男性グループの場合、ファンダムの反発があるため、メンバーの交代は容易ではない。

音楽業界のある関係者は、「グループが急に人気になると、一部のメンバーの態度が急に変わり、一緒に働けない状況まで悪化することもある。そのような場合、所属事務所は一部のメンバーに対してペナルティとして交代のカードを切り出して、緊張感を誘発したりする。男性グループの場合は、ファンダムの反発を懸念して、警告に留まる場合が多い。だからガールズグループより管理しにくい」と話した。

さらに、親の介入も、メンバー交代を考えさせる要因になる。あるアイドルグループの場合、メンバーの親があまりにも音楽活動に干渉し、その親にメンバーを交代するしかないというメッセージを伝えたあげく、脱退に至ったことがある。

コアコンテンツメディアのキム・グァンス代表は、メンバーに対して異例の「公開警告」をした。彼は6日、T-ARAの9人組再編成を公式発表し、「T-ARAが『私たちはT-ARAだよ』『韓国トップクラスのグループだ』と自慢しているなら、絶対に発展できないと思う。努力もせずに自惚れるメンバーによって、他のメンバーが被害を被ることになる場合は、積極的にそのメンバーを交代し、新たなメンバーを迎え入れるつもりだ」と意味深長な説明を付け加えた。

記者 : イ・ヘリン