カン・ソラ「イトゥクさん会いたい…気まずくなるのかな …」

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「ドリームハイ2」の感想「まだ何もわからなかった。次回作はまだ」

きびしい成長痛だった。ドラマ「ドクターチャンプ」で魅力を披露し、映画「サニー 永遠の仲間たち」では“カン・ソラ”という名前を知らせた。「私たち結婚しました」でバラエティ番組に出るようになり、KBS 2TVの「ドリームハイ2」では主演となった。文字通り順風満帆だった。

しかし、「ドリームハイ2」がシーズン1に比べて低視聴率となり、カン・ソラも成長痛を経験することになった。一部から指摘された演技力への疑問で気苦労もあったが、行ったり来たりするキャラクターの中で重心を保とうと絶えず努力した。その結果、カン・ソラは“興行”で失敗したものの、それより貴重な現場の経験を得た。

写真=イ・ジョンミン

4年の経験が残したもの…「上手と好きは違う」

「ドリームハイ2」が終わり、甘い休息を満喫している俳優カン・ソラに「Oh My Star」が会った。制服を脱いでミニスカート姿のカン・ソラは「きれい」「人形みたい」という周りからの言葉に「はあ?」とびっくりする。

「『ドリームハイ2』が終わって休養をしていました(笑) 運動もして友だちにも会いました。万感交々です。今思えば、もっとうまくできたんじゃないかと思います。ドラマの主演は始めてだったので。「ドリームハイ2」で知ったことを、予め知っていたならもっとうまくできたのに、という心残りもあります」

カン・ソラは、自らを「当時は何も分からなかった」と評価した。 また「時間を戻せるのなら、より徹底的に準備していたはず」と述べる。「漠然として、一生懸命、楽しくやろうと思っていたが、体力的にも大変で、キャラクターに成りきることも難しかった。」と打ち明ける。そしてすぐ、カン・ソラは「準備が足りなかった自分のせい」だと謙遜した。
デビュー4年目になる20代始めのこの女優は、自分の経験を土台にしてぐんと成長した。

「最初は何でも出来ると感じていたようだ」と話し、「今は上手と好きを区分できるようになった」と述べた。また、今の自分の状態について「上手なことを探していく過程」と定義し、「生半可に知るようになって、かえってプレッシャーが増えた」と言う。

写真=イ・ジョンミン
写真=イ・ジョンミン

「次の作品はまだ・・・フュージョン時代劇には挑戦してみたいです」

カン・ソラは今まで後回しにしていた衣類のCMやグラビアの撮影をしている。ドラマが終わったばかりだが、もっとも良く言われるのは「次回作」に関する質問だ。一度呼吸を整えたので、再び跳躍するのでは、という意味からだ。

最近映画「建築学概論」を見たというカン・ソラは、「時間が空くたび、他の映画やドラマをなるべきたくさん見ようとする」と語り始めた。伝統時代劇には自信が無いが、フュージョン時代劇には挑戦してみたいとのことも付け加えた。

「次回作ですか?まだです。“やりたい”ことも今はまだありません。私と近いキャラクターを演じるのが合っていると思います。「ドリームハイ2」のヘソンは私と最も遠かったです。飾りすぎず、無理やり何かをしなくても良い、そういう役がしたいです」

「実は、大学に戻ったんですが、まだ出席は出来ていない状態です。(カン・ソラは、東国大学演劇学科3年の1学期に在学中) 学校に知り合いはそれほどいません。私のように休学してから戻ってきた男子の同級生だけが知り合いです。久しぶりに学校へ行くと後輩もたくさん増えるでしょうね」

写真=イ・ジョンミン

「私たち結婚しました」を通じて、知らなかった自分を発見する

カン・ソラに欠かせない質問、「私たち結婚しました」の話をしてみた。カン・ソラは「MBCのストライキ以後、イトゥクさんと会っていない」と話した。もし撮影が続いていたとしても、タイトな「ドリームハイ2」の撮影であまり多くの時間は過ごせなかったはず。
カン・ソラは「ドラマ撮影の合間に『会おう』と思ったが、会えなった。また会ったら、よそよそしいのではないか、心配だったりする」と胸のうちを明かしてくれた。

「『私たち結婚しました』が現実と違うって?カップルごとに長所と短所があります。私たちは私たちの年齢層の姿を見せるのが良いと思います。実際、現実的過ぎても良くないと思います。視聴者もたぶん、それを期待している訳ではないはずです。理想の恋愛と合わさっているじゃありませんか。」

「『私たち結婚しました』を通じて、今まで知らなかった自分を発見することもあります。『こんなに料理が下手だったんだ』とか、『意外と女の子っぽい面があるんだ』とか。結婚ですか?ハハ・・・実は、私にはとても漠然としてます。しっくり来ません」

暖かい春の到来を待つ心で「シャツのショッピング」に力を入れているというカン・ソラ。辛いときもあるが、エネルギー溢れる人たちと一緒に出来て、作品を見て楽しむ人々がいて、「俳優でよかった」と、これから5年後、30歳を目の前にしている頃の「俳優カン・ソラ」はどういう姿だろうか。

「人々の期待に応えられる俳優になりたいです。『あの人が出演する』ことでその作品が見たくなったり、演技変身をすると言えば期待されたり。好奇心や関心を呼び起こす俳優だと言うべきでしょうか。『ありきたりな俳優』と言われるのが何よりも怖いです」

写真=イ・ジョンミン

写真=イ・ジョンミン

記者 : イ・ジョンミン