俳優イ・ジュンギが逞しい姿で除隊した。映画｢王の男｣をはじめ、｢イルジメ【一枝梅】｣｢犬とオオカミの時間｣｢ヒーロー｣まで、出演するたびに大ヒットを記録したイ・ジュンギが今年2月16日に除隊し、ファンの元に帰ってきた。

最近イ・ジュンギの頭の中は、ファンとの再会に対する期待でいっぱいだというのが関係者からの証言。民間人に戻ったイ・ジュンギは除隊に合わせて日本公演を企画し、ファンとの出会いを設けるほど、ファンのケアに熱心だ。

3月中に日本の3つの都市で公演を準備中の彼は、振り付けにたくさんの時間をかけている。知人と会い、軍隊の間できなかった話でもしてもおかしくないはずだが、毎日9時間以上を地下の練習室で過ごしている。

“俳優”イ・ジュンギのダンスの実力がどれ程だろうか気になる。映画｢僕らのバレエ教室｣で演技を始めたからか、かなりのダンスの実力を持っている。軍隊で満たせなかった、舞台に対する喉の渇きを一気に解消するため、イ・ジュンギは日進月歩しながら3月の公演を待っている。

知人によると、ソウル某所に位置した、カビ匂いのする地下の練習室に行くと、昼から夜まで汗水流すイ・ジュンギの姿が見られる。練習するときのイ・ジュンギはどんな服装だろうか。他の歌手の公演のメイキング映像を見ると、ニット帽に、ジャージのパンツなど、素朴な衣装でパフォーマンスをしているのが分かる。しかし、イ・ジュンギはジーンズにTシャツ、日常の服装で練習に励む。汗で着替える必要があっても、緊張感を保つために練習服よりは、日常服を好む。

彼は、振り付けと共に体のスタイル作りにも一生懸命だ。すでに贅肉がいったいどこにあるのか分からない程にも関わらず、自ら厳しく摂取量をコントロールし、体重管理に入った。スタミナ食を食べても足りないくらいの練習量だと、周りの関係者は口を揃えるが、彼は一日一食も食べないくらい、孤独に自分との戦いを続けている。

イ・ジュンギは5月のドラマ「アラン使道伝」(仮題)の初撮影を控えている。その前までは軍隊にいたので、2年間会えなかった韓国、日本のファンと会える機会を設ける予定だ。彼が日本での公演で披露した音楽は、今年4月中に韓国でも発売されるとのこと。演技だけでなく、歌の素質もある、多才多能なイ・ジュンギの姿が待ち遠しい。