画家ハ・ジョンウ“スイスの有名ギャラリーとアーティスト契約締結”

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写真=キム・ジェチャン
俳優のハ・ジョンウがスイスの有名ギャラリーとアーティスト契約を締結し、話題となっている。「依頼人」「悪いやつら」など出演した映画が次々と興行している中、画家としても有意義な足跡を残すことになり、おめでたいことが続いている。

「悪いやつら」公開後、記者と会ったハ・ジョンウは「演技のほかに何か嬉しいことがあるのか」という質問に「最近スイスの有名ギャラリーといい条件で契約を締結した。俳優だとハリウッドのメジャースタジオと専属契約を結んだのと同じで、とても意味のあることだ」と述べた。ハ・ジョンウの絵がヨーロッパに紹介されるチャンネルができたわけである。

ハ・ジョンウは「私は絵にも演技ほどの大きな関心と愛情を持っている。このような思いがけない提案を受けて恐縮している」と謙遜した。そして「最近は忙しいため、キャンバスでの作業はできず、代わりに小さいテーブルの上で絵を描いている」と付け加えた。

ハ・ジョンウは2010年の3月、京畿道(キョンギド)楊平郡(ヤンピョングン)のDr.Park Galleryで初の個人展を開催したことに続き、「ハ・ジョンウ・ピエロ」などソウルとテグでこれまで3回も展示会を開いた。ハ・ジョンウの絵は現代美術の大御所キム・フンス画伯から激賞され、美術評論家の淑明女大のキム・ジョングン教授からは「画家になるはずだったのに俳優になった。注目すべき画家」という称賛の言葉を受けたことがある。

ハ・ジョンウは「2004年から本格的に絵を描き始め、ニューヨークの黒人画家ジャン・ミシェル・バスキアの映画を観てから絵に対する自信を持つようになった」と言った。

ハ・ジョンウは映画「悪いやつら」に1990年代の釜山を牛耳る暴力団のボス ヒョンベとして出演し、チェ・ミンシクと愛憎関係になる演技を披露した。

記者 : キム・ボムソク