Davichi「アデュー2011コンサート」全席売り切れ、男性ファン絶賛

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27日午後8時、ソウル松坡(ソンパ)区のオリンピック公園オリンピックホールで、女性デュオ Davichiのデビュー後3回目となる単独コンサート「アデュー2011コンサート」が開かれた。関係者によると、この日のコンサートは全席が売り切れとなるなど、大盛況となった。今回のコンサートは2011年を締めくくるコンサートという点で、さらに注目を集めた。

DavichiのコンサートはKBS 2TV「ギャグコンサート」の人気コーナー「あいまいなことを決めてくれる男性」のチョ・ヒョジョンによるお願いのコメントから始まった。大型スクリーンに登場したチェ・ヒョジョンは「Davichiが叫んでほしいといえば、かならず叫ばないといけない。それでも警察は出動しない」と話し、笑いを誘った。

この日、コンサートでDavichiのイ・ヘリとカン・ミンギョンは切なく、訴えかけるような歌声で観客の心を刺激した。Davichiは「8282」を皮切りに、「事故を起こしました」、「二度別れること」などのヒット曲を熱唱し、客席からは歓声があがった。

Davichiの熱唱に、オリンピックホールを埋め尽くした男性ファンは「Davichi」を連呼し、熱狂した。女性ファンも多くいたが、男性の合唱に声が埋もれてしまっていた。コンサートに集まったファンは、Davichiが歌うヒット曲のリズムに合わせ、ペンライトを振っていた。

コンサートの途中には小説「ダヴィンチ・コード」をパロディーにした、「Davichiコード」を披露した。「Davichiコード」はイ・ヘリとカン・ミンギョンの平行理論(パラレルライフ)を大げさに分析したもので、「イ・ヘリは3姉妹の長女、カン・ミンギョンは2男1女の長女」「2人ともマンションの3号室に住んでいる」「Davichi(ダ・ビチ)、イ・ヘリ、カン・ミンギョン、すべて3文字(ハングルで表記した場合)」など、ユーモラスな設定で笑いを誘った。

さらに2人はソロでも歌い、ファンに新しい魅力をアピールした。イ・ヘリはシン・スンフンの「僕より少し高いところに君がいるだけ」を披露し、歓声が上がった。一方カン・ミンギョンは、キム・ヒョンシクの「愛愛愛」をロックバージョンで歌った。さらにラップも披露し、完ぺきなカン・ミンギョンバージョンの「愛愛愛」となった。

イ・ヘリとカン・ミンギョンの変身はこれだけではない。レトロなキラキラした衣装を着て登場したDavichiは、イ・ジョク&ユ・ジェソクの「狎鴎亭チンピラ」のステージを届けた。続いて、T-ARAの「Roly-Poly」を熱唱すると、いきなりステージが暗転し、明るくなると同時にT-ARA本人が登場し、騒然となった。

その後、Davichiは「さよならなんて言わないで」「悲しい愛の歌」「愛と戦争」「憎くても愛するから」などのヒット曲を披露し、ファンのアンコールには「時間よ止まれ」「8282」を再び歌った。
「アデュー2011コンサート」ではT-ARAとホ・ガクがゲスト出演し、Davichiをサポートした。この日、T-ARAは「Roly-Poly」と「Cry Cry」を、ホ・ガクはMBC「最高の愛」オリジナル・サウンド・トラック「私を忘れないで」と新曲「hello」をステージで熱唱し、会場をヒートアップさせた。

記者 : クォン・ヒョクギ、写真 : キム・ジェチャン