俳優のリュ・ジュンヨルが「Esquire」1月号のグラビアに登場した。最近JTBCドラマ「LOST 人間失格」で一人の男性の内面の変化を繊細に表現した彼は、ドラマで繰り返し登場した龍山（ヨンサン）駅を見下ろせるオフィステルの屋上への愛情を表した。

リュ・ジュンヨルは「LOST 人間失格」の舞台として数回登場したその屋上について「そこは空間がとても大事だ」とし「韓国の各地から上京する人々を乗せた多くの列車が龍山駅を通るのが見える。まるで人生の乗り換えセンターみたいな、何かが重なる巨大な交差点を見ているようだった。それがドラマにもよく表れている。いつかは韓国の駅を撮りたいと思った」と話した。

彼は、昨春開催された写真展に関連して「『トラベラー』に出演した写真家のチョン・ジョンホさんとは師弟関係のように過ごしている」とし「僕が撮った写真を見て自然に話をして親しくなり、今は素晴らしい目を持っている友人であり兄、先生だと思っている」と明かした。

リュ・ジュンヨルは「チョン・ジョンホさんも『写真は撮ることより選ぶことが大変』と言っていたけれど、前回のHYUNDAI CARDの展示会に出す写真を選ぶのが、楽しいけれど大変だった」と振り返り「マスターブレンダーがどんなにいい樽のウィスキーでも、全体のバランスにマイナスなら取り除く必要があるように、写真家も展示の全体の鑑賞を考慮しないといけない」と話した。