SS501 キム・ヒョンジュン、日本単独ツアーがスタート!パワフルなステージで“魅了”

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(c)SWAVE E&T
8月3日(金)、東京・お台場Zepp TokyoでSS501の末っ子であり“マンネ”の愛称で親しまれているキム・ヒョンジュンの2度目の日本単独ツアー「KIMHYUNGJUN 2012 2nd story in japan -ZEPP TOUR-」の初日公演が開催された。

キム・ヒョンジュンは2011年に「My Girl」を発売して以来1年4ヶ月ぶりに、日本での2ndソロアルバム「ESCAPE」を8月8日にリリースする。今回の公演はニューアルバムの発売に先駆けて開催されたものであり、ファンの期待が高まる中、コンサートの幕を開けた。

オープニング映像が流れた後、会場の熱気が高まる中キム・ヒョンジュンが登場。7月に韓国で発表したタイトル曲「Sorry I'm Sorry」でオープニングを飾った。黒いシックなスーツ姿で魅せるダンスは、成熟した雰囲気を醸しだし、“末っ子”のイメージを払拭するような色気のあるパフォーマンスで客席を魅了した。

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「みなさん、こんばんは。キム・ヒョンジュンです!」久しぶりの挨拶に観客の熱気が冷めやまない中、「僕の全国ツアー、死ぬまでやってみましょう。準備はできましたか?」と観客とのコミュニケーションを取り、会場を盛り上げた。

ドラマの撮影を終えて、今回のアルバムの準備をしていたと語るキム・ヒョンジュン。そのため緊張することも多かったが、「8年目の中堅歌手のため、余裕が生まれた」と自信を見せ語った。

本人が今回のアルバムの中で好きな曲だという「悪い男だから」では、会場の照明を落とした中でスポットライトを浴び、切ない感情を込めて歌い上げた。キム・ヒョンジュンの伸びのある歌声に観客は引きこまれた様子で体を横に揺らし、その世界観に浸っていた。

日本での1stシングル「眠れない夜-Long Night-」では、両手を合わせて頬に当てるキュートな“おやすみダンス”を披露。観客も同じポーズを取って共に振り付けを楽しんだ。また、「間違い電話」では本人が直接サビの一部分を観客に指導する場面も。「(僕は)良い人ですよね。韓国語の先生もやって、歌手も……」とジョークを飛ばし、会場を笑いに包んだ。

続けて、韓国でもヒットした「oH!aH!」「Girl」の日本語バージョンを軽快なテンポとダイナミックなダンスで披露した。特に「Girl」では、チラリと脇腹を見せるファンサービスも。その姿に観客は歓声を上げ、場内は一気に盛り上がりを見せた。

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ライブ当日はキム・ヒョンジュンの25歳の誕生日。トークの最中に観客が一斉にバースデーソングを歌うという、本人に内緒で企画されたサプライズイベントが行われた。また、ケーキのろうそくを吹き消した瞬間に、観客が一斉に鳴らしたクラッカーに「いつ準備したんですか」と驚き、感謝の気持ちを表した。また、ケーキのクリームをマイクに付けてしまうというハプニングに焦るキム・ヒョンジュンの姿にも観客からは「かわいい」「頑張れ」などの温かい声援が溢れ、ファンからの祝福に終始笑顔を見せていた。

また、SS501として発表した楽曲「LET ME BE THE ONE」「君を歌う歌」「U R Man」「LOVE LIKE THIS」の4曲を披露。ファンにとっても馴染みの深いこれらの楽曲は、イントロが流れた瞬間から大きな盛り上がりを見せ、観客の掛け声もピッタリと揃うなど、キム・ヒョンジュンとSS501に対するファンの深い愛情が伺えた。

この日の公演には、先日番組で共演したという次長課長の河本準一が遊びに来ており、ステージから客席の河本準一を紹介。河本準一を“兄さん”と呼ぶほど親しい間柄になったというキム・ヒョンジュンは、河本準一の持ちネタである「おまえに食わせるタンメンはねぇ!」を愛嬌たっぷりに披露し、笑いを誘った。

キム・ヒョンジュンが主演を務めたドラマ「輝ける彼女」の挿入歌でもあり、ファンの間でも人気の高い「甘い、everyday」では、ポップなサウンドで観客とキュートなダンスを踊り、キム・ヒョンジュンの茶目っ気たっぷりの表情で会場は一体となった。

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コンサートも終わりに近づき、「良いお知らせと良くないお知らせがあります」とキム・ヒョンジュン。客席からは驚きの声が上がったが、「良くない知らせというのは、今日はこれで終わりにしなければならないことで、良いお知らせは明日も公演があることです!」とセンスのあるトークにファンは安堵しながらも、名残惜しい気持ちを隠せないようであった。また、8日に発売されるニューシングルについても「2枚ずつ買ってください!1位になりたいんです」と野心たっぷりのウィットに富んだ発言に、客席は笑いに包まれた。

アンコールでは「Girl」など2曲を披露し、客席のファンもジャンプで盛り上がり、大盛況のうちにコンサートが終了した。

ファンの盛り上がりを一番に考え、ファンサービスはもちろん、パワフルな情熱溢れるステージで観客を飽きさせることなく魅了したキム・ヒョンジュン。この日を皮切りに約1ヶ月間、東京、福岡、大阪、名古屋、札幌のZepp会場を回り全9公演を披露する予定。今年の夏はキム・ヒョンジュンの“末っ子旋風”が巻き起こること必至だ。

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記者 : Kstyle編集部