「幻影恋歌」パク・ジフン&ホン・イェジ、記憶を失った中でも芽生える愛【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=放送画面キャプチャー
「幻影恋歌」でパク・ジフンと「PRODUCE48」出身のホン・イェジの運命的な愛が描かれる中、予想できない展開が注目を集めた。

韓国で19日に放送されたKBS 2月火ドラマ「幻影恋歌」第13話では、記憶を失ったサジョ・ヒョン(パク・ジフン)と無防備状態になった彼を守ろうとするヨンウォル(ホン・イェジ)の奮闘が描かれた。

これに先立ち、麻酔針を撃たれ麻痺してしまったサジョ・ヒョンを救う解毒剤を手に入れたヨンウォルは、「心の空間」に入り、アッキ(パク・ジフン)の背中に刺さった刃物を取り出した。「心の空間」から抜け出した直後、内禁衛(宮内の警備を担当する組織)に追われ気を失ったヨンウォルは数日後、目を覚まし、回復したサジョ・ヒョンを見て安堵した。しかし、サジョ・ヒョンはヨンウォルとの思い出はもちろん、アサテ国の王という自身の身分すら覚えておらず、衝撃を与えた。

義理の兄のサジョ・ユン(ファン・ヒ)と妻のグムファの計略により、閑静なところへ療養に行ったサジョ・ヒョンは、彼らが自身を罠に嵌めようとしている事実に全く気付かないまま好意的な態度を見せた。また、サジョ・ヒョンには服を作るのが好きな本能だけは残っていた。ヨンウォルにあげる服を作っていた彼は、なんとなく彼女に惹かれていった。サジョ・ヒョンの体調を心配したヨンウォルは、自身の本当の正体について話すことができなかった。再び届きそうで届かない距離でお互いを見つめることになった2人のすれ違いが、視聴者を悲しませた。

サジョ・ヒョンとヨンウォルが楽しい時間を過ごしていたところ、サジョ・ヒョンは自身を女官だと紹介したヨンウォルに、自身と恋仲だったのかと聞いた。そして「皇后を裏切りたくないから、すぐにここから離れてほしい」と言うなど、誤解の中で彼女を追い出した。ヨンウォルは真実を打ち明けることができず、胸が張り裂けそうだったが、チンフェ国の第4王子ファン・ガロン(ミン・ソンホン)と婚姻の約束を守るために離れる決心をした。

サジョ・ヒョンを追い出し、臨時で国政に関わることになったサジョ・ユンは、世界を手に入れたように権力を振り回した。王の義父であるチン・ムダル(カン・シンイル)は彼を支持するふりをしたが、内心別の計略を作り、妊娠したグムファは自身の恋人で王の護衛武士であるチ・ジョンソ(ハン・ウンソン)が投獄されると彼を救おうとした。このように混乱した状況で、それぞれ異なる目的を持つ人物の欲望が絡み合っていく姿が視線を奪った。

サジョ・ユンを助けた代価として祭司長になった巫女のチュンタ(ファン・ソクジョン)は、チンウェ国の巫女タンヤがファン・ガロンと同一人物だという事実を誤って口外した。これを知ったサジョ・ユンは、ファン・ガロンが何かをたくらみ、サジョ・ヒョンの記憶を取り戻すのではないかと不安に思い、婚姻をしようとするヨンウォルの動きを注視し始めた。

放送の最後でも目が離せない展開が続いた。ファン・ガロンに会ったヨンウォルは、サジョ・ヒョンが完全に治らなかったので、婚姻の約束を守ることができないと宣言した。これに怒ったファン・ガロンは短刀を抜いて、彼女を脅した。危機を迎えた瞬間、サジョ・ヒョンが現れて彼女を救い出し、記憶が戻ってきたのかと喜ぶヨンウォルに何かを見せると意味深長なことを言った。まもなくヨンウォルの前にアッキが現れ、依然として視野がぼやけたまま「会いたかった」と言い、彼のあやうい姿が緊張感を高めた。

KBS 2月火ドラマ「幻影恋歌」は本日(20日)の午後10時10分、第14話が放送される。

記者 : チャン・ウヨン