「幻影恋歌」パク・ジフン、ホン・イェジと涙の再会【ネタバレあり】

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=KBS 2TV「幻影恋歌」放送画面キャプチャー
「幻影恋歌」が、ジャンルを超えるスペクタクルな展開で注目を集めた。

韓国で30日に放送されたKBS 2TV月火ドラマ「幻影恋歌」第9話では、愛するサジョ・ヒョン(パク・ジフン)のために彼のもとを去ったヨンウォル(「PRODUCE48」出身のホン・イェジ)が大きな危機に直面する姿が描かれた。

先立ってサジョ・ユン(ファン・ヒ)は、自分が先王の血筋ではないという秘密がバレた後、口止めのためにヨンウォルを殺そうとしたが、アッキ(パク・ジフン)が現れて、彼を阻止した。アッキはヨンウォルに宮殿を去るようにと言い、離れる前に恋するサジョ・ヒョンにもう一度だけ会いたがる彼女の心を汲み取り、自ら“心の空間”に入った。これにより、サジョ・ヒョンとヨンウォルは会えたが、他日を期して再び別れることになった。

アッキは、満月の時に体を独占しろという巫女チュンタ(ファン・ソクジョン)の言葉を覚えていたが、ヨンウォルを失った喪失感と無力感で、外に出ることを拒否した。サジョ・ヒョンも「これからは反抗せずすぐ寝るから、以前のようにこの体を分け合うのはどうか」と手を差し伸べたが、アッキはその提案も拒否した。そして、アッキはサジョ・ユンが二重人格の症状に気づいたことをサジョ・ヒョンに知らせた。王の秘密を暴いてヨンウォルまで利用しようとするサジョ・ユンの悪辣な一面があらわになり、緊張感を高めた。

一方、宮殿を出たヨンウォルは、刺客集団「風刀」の首長で自分の師匠であるヤン・ジェイ(キム・ドンウォン)と共に父親の墓地にたどり着き、恋しさと悲しさで泣き叫んだ。ヤン・ジェイは、ヨン氏王朝を崩壊させたサジョ・スン(キム・テウ)の息子に仕えることはできないと話したが、ヨンウォルは愛するサジョ・ヒョンを助けるために力を貸してほしいと頼んだ。結局、意見が一致しなかった2人は激しい剣闘を繰り広げた後、別れることになった。

サジョ・ヒョンが解散させた先王の遊戯団が、宮殿を出た後も家に帰らないことを疑問に思ったヨンウォルは、消えていく女性たちの後を追い、彼女たちが何者かに誘拐されていることを把握した。ヨンウォルはハラン(イ・ジュアン)を通じて宮殿に手紙を送り、知らせを受けたサジョ・ヒョンもチ・ジョンソ(ハン・ウンソン)と兵士たちを連れて動き出した。ヨンウォルに仕えていた宮人のホングン(シン・ギファン)とヌン内官(ウ・ヒョン)を父親のように慕っていたヌル(チョ・アイン)まで拉致され、危機感は最大となった。

そして、全てのことが、サジョ・ユンの陰謀であることが明らかになり、新たな衝撃を与えた。サジョ・ユンは、アサテ国と隣接するジンフェ国と密かに内通しており、全国各地から誘拐した女性たちを売って関係を維持しようとしていた。これを知ったサジョ・ヒョンとチ・ジョンソ、ヨンウォルと「風刀」の団員たちは、港の近くにある捕虜のいる倉庫に向かったが、サジョ・ユンもそこに行くことになり、手に汗を握る展開が続いた。

ヨンウォルは決闘の末、ジンフェ国の四王子ファン・ガロン(ミン・ソンホン)を制圧し、捕虜を解放することに成功したが、すぐにサジョ・ユンの部下が放った火矢によって倉庫が炎に包まれた。サジョ・ヒョンは、ヨンウォルが捕虜を救おうとして火の中に閉じ込められていると誤解し、愛する人を救えなかった自分を責めた。しかし、奇跡的に生き延びたヨンウォルが彼に近づき、涙の再会を果たした。

記者 : チャン・ウヨン