神話（SHINHWA）のミヌが、20年来の親友に全財産を強奪された衝撃のエピソードを告白した。

ミヌは韓国で最近放送されたチャンネルA「親友ドキュメンタリー4人の食卓」に出演した。

この日の放送で彼は「芸能人は詐欺に遭いやすい。しかも知らない人にやられるのではなく、親しい人に」と慎重に話を切り出した。

続けて「僕は詐欺に遭っただけでなく、ガスライティング（被害者に些細な嫌がらせを行ったり、わざと誤った情報を提示し、被害者が自身の記憶、知覚、正気を疑うよう仕向ける手法）までされて……精神的に支配されていた」とし「僕が1番大変な時期に、僕のそばにいた人々はみんな去っていくのに、その人だけは手を差し伸べてくれた。だから僕はその人が良い人に見えていた」と告白した。

これに対し、彼の実姉は「今も覚えているのが、明け方1時にその友人から『あなたが行けばミヌは理解してくれる』『あなたが疲れていなければ、家に来て』と言われた。あの時、私は本当にありがたかった。なぜなら、いつもミヌのそばでいい話をたくさんしてくれた人だから。ところが、後になって分かったのは、『絶対に家族に話すな』と家族を脅迫したり、『神話の活動も難しくなるだろう』など、ミヌの最も弱い部分を狙って3年間ガスライティングしていた。私の口では話せないほどひどく、精神的にも侮辱された」と明かした。

するとミヌは「カルト宗教に心酔した人々を見ると、夢中になっているように見えるけれど、僕はそれに共感できた。あの気持ちがどのような感情なのか分かる。お金を強奪しようとする悪辣さと人を操る巧妙さが間違っていることを知りながらも抜け出すことができなかった。毎日本当に精神的に支配されて、僕の人生ではなかった……。何かに憑かれたような。それで死にたいという思いまで……。あの時なぜそのようなことをしてしまったのか、今でもとても後悔している」と打ち明けた。

また「正気を取り戻したのは、ある瞬間に僕にメッセージが届いたからだ。『ここで諦めてはいけない。お前は誰だ？ お前はイ・ミヌだよ！』と。その時、涙を流しながら『そうだ、ここで諦めてはいけない』と誓った。そして、両親と姉さんのことが思い浮かんだ。僕は家族愛が他の人よりも大きいということを改めて思い出して『ここから引き戻してあげないと』という考えで、自らを絶望から立ち上がらせるために努力した」と語った。

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