韓国スターたちが私生ファン（サセンペン：芸能人の私生活まで追いかけるファン）により苦しんでいる。彼らは滞在場所にまで侵入し、無断で撮影するなど、大胆な方法でスターたちを苦しめている。

先月、オンラインを通じてジェヒョンが泊まっていたホテルの内部映像が公開された。これについてSMエンターテインメントは「アーティストのプライバシーを深刻に侵害した違法行為で、当社はこれを最初にアップロードした者と広めた全ての人々に関する資料を収集している。韓国国内外のサイトや法律事務所の協力を得て、徹底的な捜査が行われるよう、捜査機関に要請する」と明かした。

ある外国人の私生ファンは、彼が泊まっていたホテルに無断で侵入し、ジェヒョンの私物などを撮影した。この映像がオンラインコミュニティを通じて広がって議論になり、SMはこれに強硬な対応を予告した。

歌手兼俳優のファン・ミンヒョン（NU'EST）も、私生ファンの被害を被った。ファン・ミンヒョンの所属事務所であるPledisエンターテインメントは今年6月、「アーティストの非公開スケジュールに無断で訪問し、現場の進行に被害を及ぼす行為が相次いでいる」とし、「これは撮影を遅延させるだけでなく、無断で撮影した映像及び写真がSNSに掲載されるなど、アーティストが出演するドラマ側にも被害を与えることが繰り返されている」明かした。

また「健全なファン文化の形成とアーティストの安全及び権利保護のために、公式スケジュールではない非公式スケジュールである場所を訪問して留まったり撮影する行為を控えてほしい」と知らせる一方で、「このような行為が繰り返される場合、事前の警告なしに、ファン・ミンヒョンのグローバルファンコミュニティへの加入資格及び特典が制限されたり、または剥奪されることもありうる。また、公式スケジュールへの参加が制限される可能性もある」と警告した。

BTS（防弾少年団）のジョングクも最近、私生ファンによる苦痛を訴えた。彼は今年5月、ファンコミュニティを通じて「家に出前を頼んで送らないでください。送っていただいても食べません」という文章を投稿した。ジョングクの家の住所を突き止めた私生ファンが出前を送り、これに対する不快感を吐露したのだ。

ジョングクは「気持ちはありがたいですが、僕はちゃんと食べているので、自分のために頼んで召し上がってください。お願いします。もう一度送ったのなら、領収書の注文番号を照会し、措置を取ります。なので、やめてください」と警告した。

この他にもKARAのギュリ、NCTのヘチャンなどが私生ファンによる被害を訴えた。特にヘチャンの私生ファンは住居に侵入。彼の家族にまで精神的被害を与え、検察に起訴されたが、ヘチャンの意思により刑事処分ではなく、善処することで集結した。彼らはストーキング、住居侵入、個人情報流出など明白な犯罪行為でアーティストを苦しめている。

これについてある芸能界の関係者は「私生ファンの過度なファン心は、犯罪であるという事実を認識しなければならない。スターたちのプライバシーを保護する文化が定着してほしい」と指摘した。

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