チェ・ミニョン、Netflix「愛をこめて、キティより」出演で話題に!“ハリウッドに漠然とした憧れがあった”

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写真=SARAMエンターテインメント
Netflixシリーズ「愛をこめて、キティより」でキティの恋人デイ役を務めて話題となっている俳優のチェ・ミニョン。ソウル江南(カンナム)区SARAMエンターテインメントで会った彼は、「これまでやったことがないことに挑戦したいと思っています」と堂々と意気込みを伝えた。

同作は、主人公のキティが、地球の反対側に飛んでいって恋人と再会し、新しい経験とときめきに向き合うハイティーンロマンスだ。先月18日に公開された後、4日で視聴時間7,208万時間を記録、90ヶ国のTOP10にランクインし、人気を博した。

写真=Netflix
同作はNetflix映画「好きだった君へ: これからもずっと大好き」のスピンオフプロジェクトだ。10話で構成された今回のシリーズは、「好きだった君へ: これからもずっと大好き」の主人公のララ・ジーンの妹キティの立場からストーリーが始まる。劇中キティは、母親が通った学校で恋人のデイが通う韓国の学校へ転校し、母親の過去を振り返ると共に、デイとのロマンスを描く。

同作はアメリカのドラマだが、韓国的な要素が登場する。仁川(インチョン)空港、江南(カンナム)駅、南山(ナムサン)ソウルタワーなどが登場し、K-POPアイドルのSEVENTEEN、BLACKPINK、BTS(防弾少年団)の歌が流れる。チェ・ミニョンをはじめ、イ・サンホン、キム・ユンジン、イ・ヒョンチョル、イ・ソンウクまで、韓国俳優も多数登場する。

チェ・ミニョンはやむを得ず“偽装恋愛”を始めたユリ(ジア・キム)と、恋人のキティ(アナ・キャスカート)の間で迷いながらも、キティへの変わらない心を表現し、韓国国内外の視聴者から爆発的な反応を得ている。

写真=SARAMエンターテインメント
「漠然とハリウッドに行きたい、と思っていました」という彼は、「愛をこめて、キティより」のオープンキャスティングコールの締め切りを目前にしてデイ役に挑戦した。「この機会に、ハリウッドのオーディションプロセスを経験してみることが目標でした。合格したいというよりは、USプロダクションのスタッフと直接対面するオーディションを経験したいと思ったんです」と明かした。彼はセルフビデオ、読み合わせのオーディションなどを経て合格した。

デビュー12年目のベテランだが、外国語で演技するのは初めてで、「何よりも文化を理解しようと思いました。プリプロダクションの期間、キャストたちと親しくなりました。毎日8時間くらい一緒にいました」と伝えた。

同作は世界49ヶ国で1位を記録した。彼は「嬉しいですし、感謝しています。知人たちからもたくさん祝ってもらいました」としながらも、「キャストたちと一緒にこの喜びを分かち合いたいのに、(離れていて)できないのでちょっと寂しいです」と、残念な気持ちも示した。

英語を流暢に話したため、外国で暮らしたことがあるのかとたくさん聞かれたという。しかし、海外で暮らしたのは小学生の時、カナダで1年間暮らしたのが全てだ。当時学んだ英語はすでに忘れたというが、彼は「幸いなことに、発音は少し覚えていました」と語った。英語に対する拒否感がなく、3~4ヶ月間キャストたちと合宿したおかげで、実力はすぐに伸びた。

チェ・ミニョンは「最初オーディションに参加した時、いわゆるスモールトークでさえも緊張して、言葉が出てこなかったんです」とし、「メインキャストの中で英語が完璧じゃない役者は僕一人でした」と明かした。

キャストのほとんどが同年代だっただけに、撮影現場の雰囲気も良かった。彼は「みんなと親しくなりました。『僕たちはラッキーだ』とよく言っていました。こんなケースはなかなかないので、感謝しています」とし、「韓国でジア・キムさん、イ・サンホンさんに会いました。親しいのでよく会っています」と語った。

写真=Netflix
彼は2012年のミュージカル「クルムパン(雲のパン)」を皮切りに、tvNドラマ「ミスター・サンシャイン」「二十五、二十一」、チャンネルAミュージカルオーディション「第6回DIMFミュージカルスター」の1位に至るまで、ジャンルを問わず挑戦を続けてきた。初の長編映画「ドリームパレス」で観客と会っている彼は、「大きなスクリーンを通じて観る自分の顔は、雰囲気が違いました」とし、「このような機会が多くなればいいなと漠然と考えました。より多くの作品に出演したいです」と願いを伝えた。

また「常に映画とドラマ、両方に挑戦したいです。映画とは縁があまりなかったんです。久しぶりの映画出演でしたし、初の長編映画だったので愛着もすごくあります」と述べた。

「愛をこめて、キティより」は、新たなラブラインを暗示して終わる。彼は「シーズン2の可能性があるエンディングでした。皆さんが楽しみにしているように、僕も楽しみにしています」とし、「とにかくデイに、キティと仲良く過ごしてほしいです。一緒にアメリカに行ってもいいですし」と笑顔を見せた。

記者 : ヤン・ユジン