元BIGBANGのV.I、控訴審で9つの容疑全てを突如認める…懲役1年6ヶ月に減刑

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写真=Newsen DB
元BIGBANGのV.Iが、控訴審で容疑を認めた。

法曹界によると、高等軍事裁判所は1月27日、9つの容疑(売春、売春斡旋、性暴力処罰法、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、業務上横領、食品衛生法違反、常習賭博、外国為替取引法違反、特殊暴行教唆の疑惑)が持たれているV.Iに対する控訴審宣告公判を行った。

同日、裁判部はV.Iに懲役1年6ヶ月を宣告した。これは昨年8月12日の第1審の判決公判で行われた宣告(懲役3年、追徴金11億5,690万ウォン(約1億1千万円))に比べて、およそ半分に減刑された判決だ。

この判決は、V.Iの立場の変化が影響を及ぼしたものとみられる。原審公判で外国為替取引法違反の疑いを除く8つの容疑を全面否定していたV.Iは、控訴審で突然あらゆる容疑を認めて反省すると述べた。

V.Iと軍検察がいずれも上告せず、控訴審の宣告が最終確定した場合、V.Iは1年1ヶ月を服役した後、出所することになる。彼は昨年8月、第1審宣告の後、法廷拘束されて収監中で、昨年8月19日に控訴状を提出した。軍検察も控訴し、第3審は最高裁判所が担当する予定だ。

V.Iは2018年末に明るみに出た、いわゆる“クラブ・バーニングサン事件”で2019年3月にBIGBANGを脱退し、その後YG ENTERTAINMENTからも退社した。2020年1月の起訴当時に彼に提起された容疑は、8つ(売春、売春斡旋、性暴力処罰法、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、業務上横領、食品衛生法違反、常習賭博、外国為替取引法違反)だったが、裁判中に特殊暴行教唆の疑惑まで追加され、計9つの容疑で軍事裁判を続けてきた。

V.Iは2020年3月9日、陸軍現役で入隊して、当初は昨年9月16日に満期除隊する予定だった。しかし第1審裁判部から有罪及び法廷拘束を宣告され、宣告公判の直後に第55師団軍事警察隊収容所に移された。その後、国軍刑務所に移監された。

兵役法施行令第137条(現役兵などの兵役処分の変更)によると、1年6ヶ月以上の懲役、または禁錮の実刑を言い渡された者は除隊手続き後、戦時勤労役に編入となる。戦時勤労役とは、現役または補充役の服務はできないが、戦時勤労の召集による軍事支援業務が可能な者を指す。

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記者 : ファン・ヘジン