ハン・ジミン&イ・ドンウク&少女時代 ユナら、映画「ハッピーニューイヤー」14人14色のラブストーリーを予告(総合)

MYDAILY |

写真=CJ ENM、TVING
「ハッピーニューイヤー」が、ハン・ジミン、イ・ドンウク、カン・ハヌル、少女時代のユナなど史上最高のラインナップで観客の期待を高めている。

TVINGオリジナル映画「ハッピーニューイヤー」は本日(1日)午前、オンラインで制作発表会を開催し、演出を務めるクァク・ジェヨンと俳優のハン・ジミン、イ・ドンウク、カン・ハヌル、ユナ、ウォン・ジナ、キム・ヨングァン、イ・グァンス、コ・ソンヒ、チョ・ジュニョン、ウォン・ジアンらが出席した。

「ハッピーニューイヤー」は、それぞれの事情を持ってホテル“エムロス”を訪れた人々が、それぞれの方法で自分だけの縁を作っていく物語だ。映画「猟奇的な彼女」「ラブストーリー」などを手掛けたクァク・ジェヨン監督がメガホンを取る。年末年始のホテルを背景に、初々しい初恋から心の痛む片思い、おぼろげな昔の恋まで、14人14色のラブストーリーを届ける予定だ。

この日、クァク・ジェヨン監督は「シナリオがとても良かったので、皆さんをキャスティングできると思いました」と作品への自信を示した。彼は「人にとって愛は重要なものであり、その愛を誰もが持っていますが、なかなか愛に気づかない場合もあって、皆が愛を探し求めます。『ハッピーニューイヤー』には、7つの多様な愛が存在します。作品を見ていただいて、作品について周りの人と会話してほしいです」と明かした。

続けて「映画が終われば、幸福感と満足感を感じながら映画館を出ることができると思います。『ハッピーニューイヤー』を見ている間は、大変な時期を忘れて癒やされてほしいです」と付け加えた。

劇中、ハン・ジミンは15年間もナムサチン(ただの男友達)に告白をためらっているホテルのマネージャーであるソジン役を務め、愛らしい魅力を披露する予定だ。

出演の理由を尋ねる質問に、彼女は「『ハッピーニューイヤー』のシナリオが良かったことはもちろんですが、殆どの俳優が選択した大きな理由の一つは、クァク・ジェヨン監督だと思います。私も監督の前作をたくさん見ていたファンの一人です」とし「監督は少女のような純粋さを持っています。現場でも思いもよらない細やかな部分を繊細にディレクションしてくださいました」と信頼を示した。

「片思いをする演技は難しくなかったですか?」という質問に、彼女は「現実でもたくさん片思いをしてきました」と答え、人々を驚かせた。

ハン・ジミンは「他の作品ではカップルの演技をすることが多かったので、片思いの設定が演技的な部分では新鮮に感じられました。とても興味深かったです」とし「私たちの周りでも、親しい友達や同僚を好きになってしまうことはよくあると思います。そのようなリアルな部分を生かすように心がけて演じました」と語った。

イ・ドンウクは「ビューティー・インサイド」以来、約6年ぶりに今回の作品でスクリーンへの復帰を果たした。「ハッピーニューイヤー」で彼は、”ヤング・アンド・リッチの定石”であるホテル“エムロス”の若くて優秀な代表ヨンジンというキャラクターを演じる。

イ・ドンウクは「”ヤング・アンド・リッチ”というキャラクターを楽しんでいます」とし「ヨンジンは若くして能力も非常に高く、仕事も熱心に取り組みます。しかし、精神的に辛い部分を抱えている人物です」と、キャラクターを紹介した。

続けて「あるきっかけで、僕が社長として務めているホテルに長期滞在することになり、ルームメイドのイヨン(ウォン・ジナ)に出会います。社内でのロマンスケミ(ケミストリー、相手との相性)を披露する予定です」と付け加えた。

6年ぶりのスクリーン復帰について、彼は「久しぶりの映画出演というよりは、素晴らしい俳優たちと同じ作品に出演するということが意味深いです。出演陣を見て、必ず参加すべきだと思いました。もっと正直に言うと、出演料を値切ってでも出演したいという気持ちでした」と伝えた。

続けて、「他の俳優たちの演技は見ているだけで楽しく、とてもワクワクします。シナリオを読ませていただいた時、このキャラクターはどのように表現されるのかを想像しながら読みますが、その想像を超える優れた演技を見るとびっくりしますし、本当にすごいなと思います」と、共演者たちを絶賛した。

カン・ハヌルは就職から恋愛まで、何一つうまくいかない宿泊客ジェヨン役を演じる。彼は「ユナさんと非対面ロマンスを繰り広げます。ほとんど声だけでコミュニケーションを取りますが、事前に録音してくださったものを聞いたら、とても美しい声だったので、すぐ没入できました」と語った。

また、彼は「『ハッピーニューイヤー』は巨大なファンタジーではなく、本当にリアルな部分が多くあります。台本を読みながら、こうして解決することもできるんだなとたくさん共感できました」と伝えた。

ユナはホテル”エムロス”の朝を開くホテリエのスヨンに扮する。

彼女はカン・ハヌルとの共演について「非対面ロマンスなので撮影現場で会う機会がほとんどありませんでしたが、会えば何回も会ったことがあるかのように自然に接してくださいました。さすがカン・ハヌルさんという感じでした。カン・ハヌルさんはとても優しくて、演技もとても上手です。初めての共演ではないような感覚で、気楽に演技することができました」と語った。

イ・グァンスはサンフン役を務め、ドラマ「アントラージュ~スターの華麗なる人生~」に続き、ソ・ガンジュンと熱演を果たした。サンフンは長年の無名時代を経て、全盛期を迎えたシンガーソングライターで人気ラジオDJのイガンとの契約満了を控えているマネージャーだ。特に、11月23日に現役入隊したソ・ガンジュンと濃いブロマンス(男同士の友情)を披露する予定で、期待を高めている。

イ・グァンスは「『ハッピーニューイヤー』で唯一の男性カップルですが、ひどいことにそのパートナーが軍隊に行ってしまい、本日は一人で来ました」と残念な気持ちを伝え、笑いを誘った。続けて、彼は「ソ・ガンジュンさんとは以前、作品を一緒に撮影したことがあり、すでに親しい仲だったので、現場でもとても気楽で、楽しく幸せでした。観客の皆さんにもそれがよく伝わればいいなと思っています」と完璧なケミを誇った。

また「ソ・ガンジュンさん、元気ですか? 今日はとても寒いので健康に気をつけてください。ファイティン!」と、愛情たっぷりのビデオレターを残した。最後に彼は「『ハッピーニューイヤー』は誰もが共感できる内容で、ギフトセットのような作品です」と作品を紹介した。

ここに、ウォン・ジナはミュージカル俳優を夢見るルームメイドのイヨン役を演じる。貫禄のある俳優イ・ヘヨンとチョン・ジニョンは、それぞれ在米韓国人の事業家キャサリンとホテルドアマンのサンギュ役を務める。キム・ヨングァンは、ハン・ジミンの15年来のナムサチンでラジオプロデューサーであるスンヒョ役に扮し、劇に活力を吹き込む。コ・ソンヒは彼の婚約者でジャズピアニストのヨンジュとして登場する。

イ・ジヌクは毎週土曜日になると、必ずホテル“エムロス”のラウンジに現れる、お見合い専門男のジンホ役を演じる。新人のチョ・ジュンヨンとNetflixの「D.P. -脱走兵追跡官-」で注目を集めたウォン・ジアンはそれぞれ高等部の水泳選手セジクとフィギュアスケート選手のアヨンに扮し、初々しいときめきを与える予定だ。

「ハッピーニューイヤー」は今月、TVINGと韓国の映画館で公開される予定だ。

記者 : キム・ナラ