BTS(防弾少年団) ジン&TWICE ジヒョ&少女時代 テヨンなど、アイドルを襲った衝撃的な事件とは

MYDAILY |

写真=マイデイリー DB
「TMI NEWS」でBIGBANGのG-DRAGON、SUPER JUNIOR、BTS(防弾少年団)、少女時代 テヨン、2NE1などの過去の衝撃的な事故が公開された。

最近、韓国で放送されたケーブルチャンネルMnet「TMI NEWS」では、「アイドルが経験した衝撃的な事故」ランキングが発表された。

写真=Mnet「TMI NEWS」放送画面キャプチャー
1位は、転落事故に遭ったH.O.T.のムン・ヒジュンだった。1999年、蚕室(チャムシル)主競技場でコンサート中に転落事故に遭ったのだ。雨水によって足を滑らせ、なんと3メートルの高さから落ちた転落した。ムン・ヒジュンは「その日、雨がたくさん降っていた。ダンスを踊っていた時に軸を失って腰から落ちた。起き上がることができなかった」と伝えた。

ムン・ヒジュンは、コンサートが終わってから病院に運ばれ、下半身麻痺という判定を受けた。しかしムン・ヒジュンはダンスを諦めることはできないという切実な思いから、6ヶ月間、病院でリハビリを受けて少しずつ動くことができるようになった。その後も3ヶ月間練習に没頭し、血の滲むような努力のおかげで5thアルバムの活動に参加することができたという。深刻な負傷だったが、当時「単純な事故だ」と発表されたのは、当時、転落事故を目撃した約200人のファンがショックのあまり失神し、そんなファンに心配をかけないようにという理由からだった。

2位は、一触即発の瞬間、深い友情が輝いた2NE1だった。2011年に、2NE1が日本のホテルに宿泊中、マグニチュード9.0の地震が発生した。これは3月11日に発生した東日本大震災だったった。

一触即発の状況で、幸いにも2NE1のメンバーたちは一階のロビーへ逃げた。しかし、34階に一人でいたDARAは逃げることができなかった。携帯電話も繋がらず一人残されたDARA。生死の危機に陥った絶体絶命の瞬間、ホテルの電話を通じてリーダーのCLと連絡がついた。CLは恐怖で震えているDARAに「私が迎えに行くから、エレベーターに乗らないでそこにいて」と安心させた。

当時CLの年は21歳だった。彼女はリーダーとしての責任を全うしただけだと、謙遜した姿を見せた。CLは当時を思い出し、インタビューで「どうせ死ぬなら、(DARAと)一緒に死んだほうが良いと思った」と伝えた。

CLは、DARAを安心させてから迷わずにホテルに入り、彼女を助けるために階段で34階に向かった。2人は無事に逃げ、命よりも深い友情を見せたのだ。その後、DARAはトラウマにより苦しんだ時期もあったが、メンバーたちの暖かい関心のおかげで乗り越えることができたという。

3位はgodだ。なんとgodは、一年に4回も交通事故に遭ったのだ。特に、前を走行していた車の無理な車線変更により交通事故が発生し、メンバー4人が全治4週間の重症を負った。ソン・ホヨンは鼻の骨が折れる、深刻な負傷を負った。

4位はSUPER JUNIORのキュヒョンが、甘い歌声を失うところだった衝撃的な事件がランクインした。2017年、台湾のホテルで火災により700人が避難する騒動が発生した。しかしこの時、キュヒョンはタイミングを逃して11階に一人で残された。キュヒョンは過去に声帯結節の治療を受けたので、より致命的な事故だった。

結局キュヒョンは、外に出て煙を吸い吸い込み命の危険が及ぶことを心配し、部屋に残ることを選択した。幸いに大きな事故に繋がらず、火災は鎮圧された。しかし、キュヒョンの喉の状態は悪化し、声帯に注射を打ちながらコンサートを強行したという。

5位は、熱狂的なファンによる予想外の行動によって衝撃的な事故に遭った少女時代のテヨンだ。彼女は2017年、ジャカルタに入国する際、熱狂的なファンが無秩序に集まって来て転倒し、テヨンは涙まで流したという。

さらにテヨンは2011年、より深刻な事故に遭った。イベントでパフォーマンス中に、ある男性がステージに乱入してテヨンを無理やりに連れて行こうとしたのだ。観客たちが見守っているにも関わらず男性はテヨンを掴み、ステージ横に連れ出そうとした。幸いにもサニーとスタッフの素早い対応で、テヨンは無事に脱出することができた。

BIGBANGのG-DRAGONも2017年、ソロコンサート中にステージに熱狂的なファンが乱入する事故に遭った。ファンはG-DRAGONに抱きついて離れなかったが、スタッフの制止でやっとステージから降りた。

6位は海外ステージで意外の事故に遭ったVIXXのラビだ。ラビはメキシコの高山地帯で公演中、過呼吸になった。ラビは頭痛が襲う悪条件の中でも、ファンのために最善を尽くした。

7位は自然災害を回避したトロット(韓国の演歌)界のアイドルパク・ヒョンビンだ。当時、韓国のスケジュールが急遽決定し、予定より早く帰国したパク・ヒョンビン。その翌日、前日まで滞在していた地域に巨大な津波が発生したという。

8位は、華やかなステージ装飾によって事故に遭ったBTSのジンだ。世界的アイドルらしく華やかなステージを披露しているが、ジンはステージ装飾用の爆竹のせいで怪我を負った。

ジンは2016年、あるイベントで「血、汗、涙」を披露中、大きな爆竹が爆発した時に耳を覆って苦しんだ。イヤモニに爆竹の花火が飛んできて、感電事故に繋がるかもしれない一発触発の事態を経験したのだ。しかしジンはプロらしくステージを終え、その後イヤモニを外して苦痛を訴えた。ジンは飛んできた火花によって耳が赤くなり、ファンの心を痛めた。

またジンは、コンサートのエンディングを飾る爆竹の灰が目に入る事故を経験した。幸いにジョングクが素早く水でジンの目を洗い、大事には至らなかった。

これにJBJ出身のクォン・ヒョンビンは「公演前に注意事項を聞くけれど、思ったより爆竹による痛みが激しくて驚いた」と共感を示した。

9位は、プライバシー侵害を超えて振り込め詐欺を経験したTWICEのジヒョだった。ジヒョになりすました人物が、母親に近づいたのだ。犯人はモバイルメッセンジャーを通じてジヒョの母親に「マネージャーの兄さんに500万ウォン(約44万円)を送らないと」とお金を要求した。しかし、そのメッセージに母親は返答することなく、詐欺被害を防いだ。

ジヒョはSNSに「二回目は我慢しないよ」と警告のコメントを残し、所属事務所JYPエンターテインメントも法的対応を予告した。

それだけではなく、f(x)のルナもジヒョと同じ方式で被害を受けた。ルナになりますした人物が母親に接近し、残念ながらルナは1770万ウォン(約158万円)の詐欺被害に遭った。これに対しルナは、当時の心境を盛り込んだ自作曲「Even So」までリリースして、悔しさを伝えた。

10位はSUPER JUNIORのリーダーイトゥクだった。海外での撮影中、盗難事故に遭ったのだ。単純なスリ被害などではなく、車の窓が全部破壊され、中に入っていた荷物が消えてしまったのだ。イトゥクを始めスタッフ全員の携帯電話など、所持品を盗まれた。特にイトゥクはパスポートまで盗まれ、その後の韓国スケジュールに参加することができなくなった。イトゥクはこれをSNSで知らせ、SHINeeのミンホがイトゥクの代わりに韓国スケジュールに参加した。その後、イトゥクは臨時パスポートを申請して無事に帰国した。

イトゥクの他にHighlightのユン・ドゥジュンも撮影中、ヨーロッパで危険な瞬間を経験した。ユン・ドゥジュンの前に怪しい人物が現れて、紙にメッセージを書き視線を引き付けた後、携帯電話を奪おうとしたのだ。幸いにも知人がこれに気づいて危機を乗り越えた。ユン・ドゥジュンは当時の出来事を、「紙に書かれていた文字を読んでいた」と伝えた。

IVYも、パリでパスポートとクレジットカードが入っている鞄を盗まれたことがあり、BTSのRMも海外でパスポートを3回も盗まれたという。

記者 : キム・ナラ