BILL STAX、大麻の合法化を主張…警察からの捜査協力メッセージも公開「丁重にお断りする」

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ラッパーのBILL STAX(本名:シン・ドンヨル、40歳)が、警察の調査要請に対してコメントした。

BILL STAXは本日(1日)、自身のInstagramに麻浦(マポ)警察署薬物捜査チームの刑事から送られたメッセージを公開した。これによると、刑事は「この前電話を差し上げた麻浦警察署の刑事です。尿検査に来ていただきたいのですが、都合の良い時間はいつですか」と尋ねた。

しかし、BILL STAXは「私が昨日、韓国医療大麻協会と、他の合法化運動の方と話を交わしましたが、申し上げた通りに私は大麻合法運動を繰り広げており、さらに大麻合法運動をする人が、自分のアカウントに大麻の写真をアップロードしたり、それについて述べているのは極めて常識的なことだと思う」と述べた。

続いて「もし私が明確な疑いもない今この状況で、匿名の通報により調査を受けるために呼ばれ、検査を受ける場合(今後もずっと匿名で誰かが通報すると思うが)、このような状況が個人的にも疲れて大変だと思う。しかし、それよりもさらに懸念されるのは、他の合法運動をしたり、自由に自分の主張を繰り広げる人々が恐怖におののくことだと思う。『これ見よがしに自分の考えを世の中に出すと、調査されるんだな』『検査を受けるんだな』というように。よって、彼らに一つの良い例になると思い、(調査を)丁重にお断りする。私たちは私たちに与えられた表現の自由を享受する」と、自身の意志を明らかにした。

BILL STAXは「私が現在、違法な薬物を投薬していると疑う可能性もあるだろうが、私はやっていない」とし、「このように、堂々と当日検査をすると自ら要望した自信もそこにあった。今現在、執行猶予期間で、保護観察所に毎月行って、大麻合法を叫ぶ人が、大麻を吸いながらこのような行動をするというのは常識的に話にならないんじゃないか」と反論した。

写真=BILL STAXのInstagram
これと共に、BILL STAXは「今後、私の道を妨害する人には、法というものが何であるかを示したい。私ははっきりと言っておくが、連絡が来た当日、すぐに検査しに行くと言った。どうせ3日後なら尿から(薬が)抜けるから。しかしスケジュールが合わないから来週来いと言われたが、来週だと大麻の成分が全部抜けるからすぐしようと話した。となると、君は職務怠慢になるだろう? 大麻は麻薬ではない、この無脳が」とメッセージを残した。

その後BILL STAXは、映画「麻薬王」をパロディーしたポスターをアップロードしながら「合法になるまで、私を『麻薬王』と呼んでもいい」と叫んだ。

また、彼は「麻捜隊(麻薬捜査隊)で私の店に攻め込んで来れば? 生放送で全部撮影し、リアルタイムでアップロードしてやる。あなたがたは『申し訳ありません』という言葉抜きでは話すことがないだろう。そして私はダンスを踊るだろう」と言いながら、警察に向かって「証明しろ。令状持って証明してみろ」と鋭くコメントした。

BILL STAXは、2006年に大麻吸引の疑い(麻薬類管理による法律違反)で、さらに2015年にも大麻を吸引し、エクスタシーとコカイン投薬の疑いで2018年に在宅起訴された。その後裁判所に引き渡され、執行猶予を言い渡された。以後、BILL STAXは継続的に“大麻合法化”を主張している。

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記者 : キム・ナラ