釜山国際映画祭、是枝裕和監督を「今年のアジア映画人賞」に選定…最新作「真実」の上映も決定
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「今年のアジア映画人賞」は、毎年アジア映画産業と文化発展に最も優れた業績を残したアジア映画関係者および団体に与える賞になり、是枝監督の選定理由を釜山映画祭は「是枝裕和監督は、アジア映画界で最も影響があり、インパクトがあり、支持されている映画監督である。アジア映画界全体の発展と促進に大きな貢献をしていると同時に、映画監督としての素晴らしい技術を評価したいと考え授与を決めた」と発表した。
是枝監督は、第24回釜山国際映画祭の上映イベントに登壇予定だ。また、昨年の本賞の受賞者は坂本龍一である。
昨年、カンヌ国際映画祭で「パルムドール」を受賞し世界を席巻した映画「万引き家族」に続き、最新作「真実」もヴェネチア国際映画祭、トロント国際映画祭、サン・セバスティアン国際映画祭と主要な映画祭にて出品が決定しており、世界中の映画祭からのオファーが絶えない。
■映画情報
「真実」
2019年10月11日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほかにて全国公開
原案・監督・脚本・編集:是枝裕和
出演:カトリーヌ・ドヌーヴ「シェルブールの雨傘」/ジュリエット・ビノシュ「ポンヌフの恋人」/イーサン・ホーク「6才のボクが、大人になるまで」/リュディヴィーヌ・サニエ「8人の女たち」
撮影:エリック・ゴーティエ「クリスマス・ストーリー」「夏時間の庭」「モーターサイクル・ダイアリーズ」
©2019 3B-分福-MI MOVIES-FRANCE 3 CINEMA
配給:ギャガ
■関連リンク
公式サイト:https://gaga.ne.jp/shinjitsu/
記者 : Kstyle編集部