日本からも!是枝裕和監督、釜山国際映画祭で「今年のアジア映画人賞」を受賞

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「第24回釜山(プサン)国際映画祭」の「今年のアジア映画人賞(The Asian Filmmaker of the year)」の受賞者に、アジアを越えて世界的な名声を博している是枝裕和監督が選ばれた。今年のアジア映画人賞は、毎年アジアの映画産業と文化の発展に最も優れた業績を残したアジアの映画人や団体に授与される賞である。

是枝裕和監督は2018年に開かれたカンヌ国際映画祭で「万引き家族」(2018)でパルムドールを受賞し、名実共に世界的な巨匠となった。彼は「誰も知らない」(2004)、「そして父になる」(2013)、「海街diary」(2015)、「万引き家族」など、作品ごとに家族を題材に時代を貫く洞察力を見せ、マスコミ、評論家と観客から愛されてきた。

また、新作を発表した年毎に釜山国際映画祭を訪れて、観客との出会いを買って出るほど、監督の釜山国際映画祭への愛情は格別なものがある。釜山と深い縁を結んできた是枝裕和監督は、2016年釜山国際映画祭では、西欧の映画に比べて連帯が不十分だったアジア映画が共存する方法に対して、ホウ・シャオシェン、イ・チャンドン監督と特別対談をし、その翌年にはアジア映画アカデミー(AFA)の校長を務めて、アジアの若い学生を直接指導した。

是枝裕和監督は、アジア映画界の今後の発展の方向のために、釜山国際映画祭と新しい方法を模索しただけでなく最近、若い監督たちの作品制作にも参加して、自分の映画世界を広げている。また、釜山国際映画祭は、彼の作品と映画人生に対する尊敬と優遇する趣旨で、今年のアジア映画人賞を授賞した。

今年のアジア映画人賞は、ガラプレゼンテーション部門に公式招待された「真実」と観客が初めて出会う場である10月5日(土)午後7時30分上映時間に、是枝裕和監督に授与される。

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記者 : キム・ボラ