「プロデュース101」出身の高田健太、BoAに感謝…“韓国語が下手な僕に日本語で説明してくれた”

10asia |

Mnet「プロデュース101」シーズン2に出演した高田健太が、国民プロデューサー代表のBoAとボーカルトレーナーのシン・ユミに感謝を伝えた。

高田健太は「プロデュース101」シーズン2で唯一の日本人練習生であり、少ない出演シーンにもかかわらず20位台を維持し、実力と魅力を認められた。

本日(5日)、ソウル市中(チュン) 区青坡路(チョンパロ) にある10asiaの編集局で高田健太に会った。彼は番組で、国民プロデューサー代表として会ったBoAについて「日本において物凄いスターだったので知っていた」と話を切り出した。

まだ韓国語が下手な高田健太のために、BoAが日本語で会話をするなど気を使ってくれたという。

「番組の中で『代表の授業』という時間がありました。その時、BoA代表が日本で活動していた時の話をしてくれました。僕は日本人なので、代表の言葉に感じることが多くありました。代表のアドバイスを聞いて、僕が心配していた事について『気にしなくてもいいんだな』と、ちょっと気持ちが楽になりました。また、撮影の途中で分からない単語があればBoA代表が日本語で説明してくれました。僕は非常に緊張した状態でしたが、先に日本語で話しかけていただき、非常に気を使って下さった事に今でも感謝しています」

また、ポジション評価のコンテストの曲の中にBoAの「Amazing Kiss」が出てきた事について、「日本ではとても有名な曲でした。これを知っている人は僕が唯一でした。嬉しかった」と説明し微笑んだ。

高田健太はこの他にも、トレーナーに対して感謝の気持ちを述べた。彼は「練習生が101人もいて、その多くの練習生のうち誰かに気に使うというのは難しいことじゃないですか。だけど、先生たちは僕が時々不安そうな表情をしていれば先に来て、『健太、大丈夫?』と話し掛けてくださったり、カメラがない時もたくさん接してくださった」と回想した。続けて「『プロデュース101』シーズン2に出演しながら全てのことが初めてだったので、どうしたらいいのか悩む事が多かったが、そのたびに仲間はもちろん、先生もたくさんアドバイスをしてくれました。お陰で無事に番組を終えることができました」と話した。

ボーカルトレーナーのシン・ユミに感動したエピソードも語った。シン・ユミは、自分のSNSに高田健太が自分の固定ピック(固定したメンバーにしか投票しない事) だったと明らかにしている。

彼は、「グループバトル評価『Be Mine』組に属した時のことでした。当時僕がセンターでとても負担を感じていたら、ユミ先生が食堂で僕の所まで来られて『健太、今辛いことがあるかもしれないけど、絶対上手くいくはず。頑張ろうね』と言ってくれました。その一言が『プロデュース101』シーズン2を続けながら、ずっと頭の中に残っていました。その後、ファイナルステージが終わった日、ユミ先生に『あの時、あの言葉のお陰で頑張ることができました。有難うございます』と言いました」と語った。

高田健太は、STARROADエンターテインメント所属の日本人練習生として、「プロデュース101」シーズン2で安定した実力を披露し、最終24位を記録した。番組が放送終了し、1~2日には番組フィナーレコンサートのステージに上がり、3日には New Town Boyzと一緒に歌唱したMBCドラマ「番人」の第5番目のOST(劇中歌)「Wanna Be With You」の音源が公開された。今月13日午後9時からは、ヘヨTV「101特集私生活」でファンに会う予定だ。

【PHOTO】「プロデュース101」シーズン2出演の高田健太、インタビューで見せた“無邪気な笑顔”

記者 : ソン・イェジ、翻訳 : 前田康代、写真 : チョ・ジュンウォン