BASTARZ(from Block B)「ジコから『品行ZERO』を聞かされた時、これからの活動を想像してドキドキした」

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Block Bのメンバーから、ビボム・ユグォン・P.Oの3人で結成されたユニットBASTARZ(バスターズ)が、10月7日(水) 日本デビューシングルとなる「品行ZERO」をリリース。10月9日(金) には、リリース後初のライブとなる「BASTARZ(from Block B) SHOWCASE in JAPAN 2015 ~HELLO BBC~」を新宿BLAZEを行った。

今回、BASTARZの日本デビューを記念して、ビボム・ユグォン・P.Oの3人にインタビューを実施。BASTARZ結成秘話や3人での活動、日本デビューについて話を聞いた。

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【PHOTO】BASTARZ「Block Bから奇跡的に選ばれた3人のユニット…新しい試みをやっていきたい」

―Block Bの日本公式ファンクラブ1周年を記念したファンミーティングを開催しましたが、1周年を迎えてどうでしたか?

ビボム:本当に嬉しいです。

P.O:公式ファンクラブは1周年を迎えましたが、ファンの皆さんとはもっともっと長い時間一緒に過ごしてきたような気がして、まだ1周年なんだ……という不思議な気持ちがしました。

ビボム:時間は本当に早いなと改めて思いました。

P.O:これからもっといい姿をお見せして本当に頑張りたいなと、気持ちが引き締まりました。

―イベント(9月18日(金) 中野サンプラザ公演) に小学生ぐらいの男の子がいましたね。

ビボム:はい、驚きました。年齢層が本当に幅広くて。

ユグォン:はい、ステージに上がってもらった子は僕のファンでした。本当に可愛かったです。

ビボム:本当に嬉しかったです。

―イベント自体はどうでしたか? ファンと直接的な交流の場でしたが、楽しめましたか?

ビボム:先月もファンミーティングを開催して、ファンの皆さんと一緒に過ごしたんですが、今回はまた違った内容で、楽しかったです。

―韓国でもファンミーティングを控えてますが、日本と韓国で準備や意識の部分で何か違いはありますか?

P.O:大きな違いはないんですが、やはり会場の違いはありますね。日本の会場はサウンドシステムがすごくいいなと感じます。あとは、やはり日本語ですね。日本語で進められるように、事前に頑張って努力しました。

―Block Bのステージは、周りを気にせずメンバー自身が自由に楽しんでいる、そんなステージを見せていると思いますが、それぞれが持っているステージでのこだわりはありますか?

ビボム:とにかく毎回新しいかっこいい姿をお見せしたいです。

ユグォン:そうですね、徐々に成長していく姿をお見せしたいです。

P.O:日本の方々は韓国のアイドルグループについて、大体こういうものだというイメージがあると思うんですよ。でも僕たちはやっぱり自由なステージでの姿をお見せしたいんです。その日の気分によって見る人にも解放感を味わってもらえるような、一緒に楽しんで何か作って遊んでもらえるようなそんなパフォーマンスをお見せしていきたいです。

―BASTARZもいよいよ日本で始動しますが、ファンミーティングのステージでユグォンさんが最後の最後まで一生懸命「来てね」と宣伝していたのが印象的でした。

ユグォン:ファンの皆さんの応援があればあるほど、僕たちは力がもらえてもっと頑張れるんです。BASTARZは3人なので、ファンの皆さんも数が少なくなってしまうんじゃないかと思って、もっともっとたくさん来てくださいねとアピールしちゃいました(笑)


「BASTARZはくじ引きで奇跡的に選ばれた3人のユニット」

―今回、Block Bからのユニットですが、「BASTARZ」のメンバーは“くじ引き”で決まった聞きました。本当ですか?

ビボム:本当です。

ユグォン:笑

P.O:もちろん雰囲気は真剣な状況だったんですが、選ばれた方法はくじをひいて……。奇跡的に僕たち3人が選ばれたんです。

ビボム:赤いボールを引いて決まりました。

―デビューするユニットをくじ引きで決めてしまうことに驚きました。

ビボム:はい、面白いですよね(笑) 僕も同じように思いましたが、これがまた僕たちらしいなって思いました。

P.O:Block Bのメンバー全員が自信があるから、大丈夫なんです。

―そうしてこの3人が決まった時はどんな状況だったんでしょうか?

P.O:メンバー1人ずつくじをひいて、僕がトップバッターで最初にユニットに入ることが決まりました。なので、残り2人は誰になるのかなと思っていたんですが、予想外でしたね(笑)

ビボム&ユグォン:(笑)

P.O:はずれを引いたメンバーは残念がってましたよ。みんなBASTARZをやってみたかったって。

ビボム:でも応援もたくさんしてくれました。

―実際この3人が決まって、お互いどんな思いでしたか?

P.O:すごくうまくいきそうだなという気持ちがワーッと押し寄せてきました。

ビボム:正直に言うと、最初はどんなコンセプトでやっていけばいいのかなって不安もったんですけど、ジコが曲を聞かせてくれた時に「ああ!」と安心に変わったんです。

―ファンの反応はどうでしたか?

P.O:不安と期待でいっぱい(笑)

ビボム:でも僕たちがデビューした時は、皆さんの反応がとても良かったので、感謝しました。


「ジコからもらったアドバイス…肩の力が抜けて気が楽になった」

―“BASTARZ”3人での活動は実際どうですか?

P.O:僕たちが活動する面においては、すごく楽ですし、楽しいです。ファンの皆さんの結集力はやっぱりBlock Bにはまだまだ及ばないけど、もっと盛り上げていきたいですね。

―Block Bの7人から3人になって、寂しさはないですか?

P.O:全然ないです。

ユグォン:ないですね(笑)

P.O:7人だとメンバーだけで人数が多いので、活動面ではコンパクトになって楽かも(笑)

ビボム:控室も広々と使えて、準備の時間も短く済んでいます。P.Oはジェヒョがいないから退屈そうですが(笑)


ユグォン:たしかに7人で使っている楽屋を3人で使ってみたら、楽屋ってこんなに広かったんだ~っと思いました。

P.O:7人だと本当に狭かったんです。3人だと寝そべっても部屋が余るぐらい。

―このBASTARZのコンセプトはどのように決まったんですか?

P.O:Block Bでこれまで見せてこなかった魅力は何があるかなって考えた時に、シリアスな感じとか、セクシーさ、男らしさというのがこれまでなかったので、今回表現しようかってなったんです。

―満足行くセクシーさやタフさは見せられていますか?

P.O:100分の1もお見せできていないと思います。

―それはどんなところが?

P.O:秘密です。

ビボム:まだ僕たち上半身も脱いでないので(笑) ものすごいですよ(笑)

―脱ぐ宣言ですね、これからそんなところまで見せていく予定ですか?(笑)

ビボム:はい、いくらでも!(笑) 冗談です。

―Block Bとしては、BASTARZのユニット活動と各メンバーのソロ活動と様々な活動を見せていますが、メンバー同士でお互いにアドバイスや感想などは話していますか?

ユグォン:僕たち、お互いにアドバイスはもちろん、本当にいろんな話をするんです。みんなよくモニタリングをしてくれて、「こういうところはよかった」とか「こういうところはもっとこうした方が良くなるんじゃないかな」とか、普段からすごいコミュニケーションをたくさんとるんです。

―何か印象に残っているメンバーからの言葉はありますか?

P.O:いつもその都度いろんなことを言ってくれて、全部話しているので、一つを選ぶというのは難しいんですが、「かっこいい」とかそういう言葉はみんなあまり言わないんです。3人で最初は慣れなくてぎこちないかなって思っていたんですが、「かっこよかったよ」って言われた時は本当に嬉しかったです。

ユグォン:ジコから、ステージに上がってる時になんであんなにかわいこぶるのかって、カメラを意識し過ぎなんじゃないの? って言われたことがあるんです。たぶん3人だからか、ちょっと緊張していたせいだと思うんですけど、ジコにそう言われてから肩の力が抜けて、もっと気が楽になりました。ジコにもその後からすごくいいねって言われました。


「『品行ZERO』を初めて聞いた時…活動を想像してドキドキした」

―今回の曲はジコさんからの楽曲ですが、初めて聞いた時どうでしたか?

ビボム:本当に良かったです。かっこいいなと思いました。これからの活動を想像してドキドキしました。

ユグォン:そうですね、最初からもうかっこいいなって。

ビボム:車の中で聞いたよね。

ユグォン:最初はまだ録音途中のビートだけが入ったデモを聞いたんですが、それを聞いただけでも良かったです。

P.O:曲がすごい良かったので、その後ジコと一緒に共同で歌詞を書くことになった時にプレッシャーを感じてしまいました。すごく曲がいいから、これにどんな歌詞を乗せていけばいいんだろうとプレッシャーでした。

―この歌詞はどのように作っていったんですか?

P.O:歌詞が出来上がる前に「品行ZERO」という曲のコンセプトはジコが最初に作っていたんです。この「品行ZERO」という単語がとてもかっこよくて。礼儀がないとかそういう意味ではなくて、“周りを気にせずに信念を持って自分のやりたいように生きる”というような姿をステージで表現できたらかっこいいなと思ったんだと思います。

―ハードな曲調とラップ、歌詞が印象的ですが、日本でもリリースすると決まった時、どうでしたか?

P.O:プレッシャーとか不安はなくて、逆にこの曲を日本の皆さんにも聞いてもらえると思ってとても嬉しかったです。

ユグォン:以前、Block Bの曲の日本語バージョンを歌った時も感じたことなんですが、日本語のアクセントは強い発音が多いような気がするんです。だからこういうパワフルな曲に日本語はとても合うんじゃないかなと思います。

―苦労した歌詞・発音はなかったですか?

ビボム:「つ」の発音は難しかったですね。

P.O:「ぜんぜん」も。

ユグォン:「づ」や「ず」とかですね。話しているときは大丈夫なんですが、歌おうとするとこの濁音の発音が難しいです。「ざじずぜぞ」これが難しいですね。

ビボム:でも楽しんでレコーディングできました。

―日本語で歌う時、レコーディング前にどれくらい練習したんですか?

ビボム:うーん、そんなにかからなかったと思います。

PO:はい、本当にすぐできました。

ビボム:でも、レコーディングよりもステージで歌う方が心配ですね、緊張します。

PO:全然心配していません。大丈夫! 努力します。


「P.Oの初めての作品…たくさんの刺激と改めて末っ子を見直した」

―カップリング曲「Charlie Chaplin」はP.Oさんの自作曲ですが、この曲が初めての作品ですか?

P.O:今まで作っていたストックは多くあるんですが、名前を掲げて世に出したのはこの曲が初めてです。

ユグォン&ビボム:すごくいい曲ですね。

―P.Oさんの普段の印象からこの曲が想像つかず驚きました。

PO:あ、本当ですか?

ユグォン:僕たちもその意外性に驚かされました。

P.O:曲がいいという褒め言葉ですよね?(笑)

ユグォン:P.Oからこんな繊細な曲が出てくるんだって(笑)

ビボム:すごく悩んだ痕跡が感じられて、本当に頑張ったんだなと思いました。

―この曲のメンバーへのお披露目はどのようにしたんですか?

P.O:ほぼ完成まで仕上がったところでみんなに聞いてもらいました。最初のインパクトが大事ですから(笑) みんないい曲と言ってくれてすごく気分いいです。

―このタイトル「Charlie Chaplin」にした理由は?

P.O:最初は喜劇の人というぐらいの印象しか持っていなかったんですが、チャップリンのことをいろいろ知るにつれて、世界大戦の時に戦争をモチーフにして演劇や映画を作ったり、自分自身がヒトラーに扮して、それを喜劇に変えて作品を作っていったというのを見て本当に素敵な芸術家だなと思ったんです。ぼくもあんなアーティストになれたらいいなと思って、今回タイトルにしてみました。

―メロディは最初からこういう曲調にしようと考えていたんですか?

PO:そうですね、「センスのある男」を表現したかったんです。それを煮詰めていったらこういう形に仕上がりました。

―グループでの末っ子 P.Oくんがこんなにかっこいい曲を作り、2人は刺激を受けたんじゃないでしょうか?

ビボム&ユグォン:はい、たくさん刺激を受けました。

ユグォン:本当に頑張ってるなと、改めて末っ子を見直すきっかけになりました。

ビボム:機会があれば、ユグォンくんもそうですし、僕も曲を作ってBASTARZのアルバムに入れられたらいいなと思っています。


「BASTARZはジコも僕たちも楽しんでやってるプロジェクト」

―これまでBlock Bではメンバーとしてプロデュースに参加していたジコさんが、今回BASTARZでは完全にプロデューサーとして参加しましたよね。Block Bの時と今回のBASTARZの時でジコさんとの関係性ややり方は違いましたか?

P.O:Block Bをやってる時はもっとプロデューサーとして頑張っている感じがあるんです。それがこのBASTARZの時は、仲間として協力してくれてるという感じでした。Block Bの時のほうがもっとプレッシャーを感じてやっているような気がします。

ユグォン:Block Bの場合、7人のパートを作って、7人のパートに合わせて作リ出すのは大変だと思います。それがこのBASTARZでは3人ですし、パート分けももっと明確なのでジコにとっても楽だったと思います。

―では、BASTARZは3人とってもジコさんにとっても楽しんでやってる“プロジェクト”ですね。

全員:そうですね。

ビボム:すごい楽しんでやっている感じでした。

―メンバーそれぞれの活動が活発ですが、韓国でのBlock Bの近況を教えてください。

ビボム:Block Bとしていろいろイベントに出たり、それぞれ個人の活動をしたりしています。これからパクキョンのソロデビューもありますし、いろいろ準備していますので、楽しみにしてほしいです。

ユグォン:韓国のNAVERのアプリ「V」というのがあって、僕たちも最近始めたんです。リアルタイムでファンの皆さんとコミュニケーションをとれるメディアなんですが、スマホで誰でも見れるものなので、日本のファンの皆さんもたくさん見てほしいです。

―アプリ「V」は日本でも見ているファンがとても多いです。

全員:おお、嬉しいですね。

ユグォン:始めた日に日本のファンの方からもいっぱい書き込みをいただきました。一番最近の僕たちの映像が見れると思います。


「BASTARZで新しい試みをやっていきたい」

―では、最後にBASTARZとして今後どんな姿を見せてくれるのか、期待しているファンの皆さんにメッセージをお願いします。

P.O:Block Bで見せたことのある姿もあるかもしれませんが、やっぱりBASTARZで“BASTARZならではの”これまで皆さんにお見せしたことのない姿や、いい音楽を届けたいと思っています。BASTARZで新しい試みをやっていきたいと思っているので、皆さんの好みとはもしかすると違うかもしれないです……でも、そんな僕たちのいろんなチャレンジをお見せするチームになっていきたいと思います。

ビボム:いつも応援してくださるファンの皆さんに感謝しています。いつも素敵な姿をお見せして行きたいんですが、皆さんにとってはやっぱり僕たちが頻繁に来て、会えるのが喜んでいただけることだと思うので、そうできるようにこれからも頑張りたいと思います。

ユグォン:必ずBASTARZを見て来てください。ぜひ来て下さいね! 僕たちを見に来て下さい!

ビボム:Kstyle最高!

■リリース情報
BASTARZ Japan 1st Single「品行 ZERO」
2015年10月7日リリース

■イベント情報
「SUPER CONCERT “The Show”2015」
日程:2015年10月28日(水) さいたまスーパーアリーナ
【一部】14:00 開場/15:00 開演
【二部】18:30 開場/19:30 開演

「Block B JAPAN LIVE TOUR 2016~SHOWDOWN‘H'~」
【東京】
会場:東京ドームシティホール
・2016年1月9日(土) 開場18:00 / 開演19:00
・2016年1月10日(日) 開場16:00 / 開演17:00
・2016年1月11日(月・祝) 開場16:00 / 開演17:00
【大阪】
会場:オリックス劇場
・2016年1月16日(土) 開場18:00 / 開演19:00
・2016年1月17日(日) 開場16:00 / 開演17:00

■関連サイト
Block B JAPAN OFFICIAL SITE :http://www.block-b.jp/

記者 : Kstyle編集部、撮影 : 前手秀紀