Vol.1 ― 「EXO's SHOWTIME」放送終了…“育児バラエティから一人暮らし公開まで”新たな企画を提案

10asia |

アイドルグループEXOのリアルバラエティ番組MBC every1「EXO's SHOWTIME」が幕を下ろした。最高の人気を博しているアイドルグループという最高の修飾語を持つEXOの初の冠番組だった。

EXOは「EXO's SHOWTIME」でそれぞれの魅力を発揮し、多くのファンを楽しませた。EXOは「EXO's SHOWTIME」を通じてホルモンを食べ、火鍋も食べた。それだけではなく練習室を公開したりカラオケで歌う姿を披露するなど、ステージで“うなっていた”カリスマ性溢れる姿とは全く違う、紛れもない20代の少年の姿を見せてくれた。

しかし、全12話の「EXO's SHOWTIME」はどこか物足りなかったという評価が多かった。イケメンメンバーだと思っていたクリスの“ギャラクシー(銀河)”おとぼけキャラの魅力や最強の武術士だと思っていたタオのぶつぶつ言う魅力など、EXOにはまだまだ隠れた魅力がたくさん残っているからだ。そこで10asiaは彼らに合ったEXOのバラエティ白書を用意した。こんなバラエティ番組はどうだろうか?

1.「EXOの育児日記」

最近テレビ界を沸かせている“育児バラエティ”の元祖といえばMBC「godの育児日記」だろう。2000年に放送された「godの育児日記」は、godを国民的グループにした番組だ。godのメンバーたちは「godの育児日記」で赤ちゃんジェミンの面倒を見ながら彼らだけの純粋で親近感のある魅力を見せた。

そこで、EXOも赤ちゃんと過ごしてみてはどうだろう? いわゆる「EXOの育児日記」だ。EXOメンバーたちが赤ちゃんの母と父、そして兄や友人になってあげる内容だ。「godの育児日記」ではソン・ホヨンが母、パク・チュニョンが父、そして友人のような存在のキム・テウがいた。これをEXOに当てはめて考えると、口数は少ないが気が利く母シウミン、優しい叔母さんルハン、規則正しい生活を送れるように導いてくれる父スホ、茶目っ気溢れる叔父ベクヒョン、赤ちゃんと同じ目線で遊んでくれる可愛い兄のタオがいる。

多くのファンたちが知りたがっているEXOの宿舎での彼らの飾らない自然な姿と、赤ちゃんと過ごす優しい12人の姿は、確実に面白さと感動の両方を得られるだろう。さらに中国から来た4人の母親たちの育児方法は、また違った面白ポイントになるはずだ。

2.「EXOのカイスト」

2008年にケーブルチャンネルMnetで放送された「ソ・イニョンのカイスト」は斬新だった。全国各地から頭脳明晰な人たちだけが集まった韓国の名門大学カイスト(KAIST)に芸能人が通うという設定は、新たな面白さを届けた。このように、EXOも大学に行って授業を聞き、大学生活を体験するのはどうだろう。実際に「EXO's SHOWTIME」でも12人が一緒に江原道(カンウォンド)束草(ソクチョ)に旅行に行ってヤジャタイム(無礼講の時間)をしていたメンバーたちの姿は、まるで大学のMT(membership training:仲間で親睦を深めるために行く1泊2日の遠出)のようだった。決められたフォーマットやゲームなしでEXOのメンバーたちが楽しんでいる姿を見るだけで十分に面白かった。

大学でグループプレゼンテーションをしたり、ランチタイムにキャンパスの芝生の上に座ってジャージャー麺を食べるなどのキャンパスライフ体験は、EXOにぴったりなバラエティ番組になるのではないだろうか。

3.「EXOは一人で暮らす」

MBC「私は一人で暮らす」は独身男性たちが一人暮らしをする様子をカメラに捉えたリアルドキュメンタリーバラエティ番組だ。独身男性たちのライフスタイルと彼らならではの飾らない姿で人気を得ている。EXOも韓国を代表する独身男性(又は独身でいてほしい男性)として彼らの生活を見ることができたら、どんなに嬉しいだろう。

アイドルグループEXOはまだよく知られてない神秘的な存在だ。「EXO's SHOWTIME」を通してEXOの隠れていた色んな一面が公開されたが、まだ極一部だ。回を重ねるたびにファンから質問を受け、その質問に答えるフォーマットだったからである。「EXOは一人で暮らす」がもし実現すれば、EXOの親しみの持てる自然な姿が見れるだろう。既にステージ以外での彼らのタレント性は「EXO's SHOWTIME」で証明された。「EXO's SHOWTIME」で12人のメンバーたちは、ビーグルライン(ビーグルのようにいたずら好きとの意、メンバーはチャンヨル、ベクヒョン、チェン)を形成し、カリスマ性のある普段の姿からは考えられないお茶目な魅力を見せた。

このようなタレント性をベースにEXOがリアルドキュメンタリーバラエティ番組に出演すれば、彼らの自由時間や日常生活などの飾らぬ一人暮らしぶりが見れるため、面白さをと同時に人気も得られて相乗効果を生み出せるだろう。

また、最近では「私は一人で暮らす」に外国人俳優のパビアンが合流し、外国人らしくない魅力で視聴者を魅了している。EXOにも外国人メンバーが4人いるが、彼らの韓国適応記と共に、彼らと一緒に生活する韓国人メンバーたちの姿を見ることもまた違った面白さを与えるだろう。

記者 : チェ・ジンシル、写真提供 : SMエンターテインメント、写真 : ペン・ヒョンジュン、翻訳 : チェ・ユンジョン