パク・シヨン&イ・スンヨン主張を翻す…“プロポフォール違法投薬疑惑”に新しい局面?

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写真=マイデイリー DB
向精神性医薬品に分類された睡眠導入剤のプロポフォールを違法投薬した疑い(麻薬類の管理に関する法律違反)の女優パク・シヨン(34)、イ・スンヨン(45)が第13回の公判で従来の主張を翻した。

14日午後、ソウル瑞草(ソチョ)区にあるソウル中央地方裁判所では、刑事9単独ソン・スジェ裁判官の審理で麻薬類の管理に関する法律違反の疑いで不拘束起訴されたパク・シヨンとイ・スンヨン、チャン・ミイネに対する第13回公判が行われた。

28日に予定された結審公判を控えて、この日の公判ではイ・スンヨン、パク・シヨン、チャン・ミイネに対する被告人尋問が行われた。

特にイ・スンヨンとパク・シヨンは従来の捜査過程で陳述した内容を翻して視線を引き付けた。まず、イ・スンヨンは「睡眠麻酔による夢うつつの中でプロポフォールの追加投薬を頼んだ」という従来の陳述に対し、「陳述の当時には長時間にわたる取調べと検事により繰り返された質問のため、事実と違う答えをしたところがある」と主張した。

さらにイ・スンヨンは、「医者によってプロポフォールの処方を受けただけで、絶対的に施術にかこつけて投薬をしたことはない」と従来の陳述で一部認めたプロポフォールに対する依存性を全面否定した。

パク・シヨンも従来と異なる内容を主張した。パク・シヨンは、「最初取調べを受けるために出席したときに捜査官が『認めると善処される』と述べた。何も知らなかったため認めれば事件が終わるのではないかと思った」とし、取調べの過程で一部偽りの陳述をしたと主張した。

またパク・シヨンは、「最初に取調べを受けるとき妊娠6週目だった。1年前妊娠6週目に流産を経験した。それで早く事件を片付けて帰らないとお腹の赤ちゃんを守れないと思った」と述べた。

一方、チャン・ミイネは尋問の過程で、「通貨危機のとき家が貧しくなって、そのため一日も早く芸能人として成功したいと思った。しかし、所属事務所や知人からいつも体型の管理が必要だと言われた。運動や食事管理で不十分な部分に対し、知人の紹介でカーボメッド(メスを使用しない脂肪吸引)施術をした」と陳述した。

チャン・ミイネは「しかし、カーボメッド施術の過程で経験したものすごい痛みにより恐怖心を持つようになった。そのため睡眠麻酔をした。『もっとダイエットしろ』など女優として不足していると言われた。部分を克服するために施術を受けたので、プロポフォールのために病院を訪れたわけではない」と主張した。

女優3人に対する検察の求刑が行われる結審公判は28日午前10時に開かれる。

記者 : イ・スンギル