「話神」キム・ヒョンジュン、もう突飛な少年ではない“マナーの良い魅力的な男”

OSEN |

もうこれ以上突飛な少年ではない。より思慮深くなったSS501のリーダーキム・ヒョンジュンは、自身の考えと所信を正直に表現し、また違った魅力を十分にアピールした。

キム・ヒョンジュンは6日午後に放送されたSBSバラエティ番組「話神-心を支配する者」(以下「話神」)に出演し、自身と関連した噂と誤解について率直に語った。

同日キム・ヒョンジュンは、後輩の挨拶によく応じず傲慢だという噂があるという話に対し、「(後輩たちが挨拶すると)『はい』と答えてから逃げる。軍隊でもないし、『これって何だろう?北朝鮮なのか?』と思う」と話した。後輩歌手の度を越して礼儀正しい機械的な挨拶が居心地悪いというわけだ。彼は「ステージでは自由でうまくこなしている後輩が、なぜステージの外では機械的になるのだろうと思う。(後輩たちが機械的に挨拶することは)所属事務所で変なシステムを作るようだ」と正直に話した。

また、「(そんな挨拶が負担になって)トイレもあまり行かない」と、トイレでまで挨拶をし過ぎる後輩歌手に会ったときに当惑する自身の姿を自ら再演し、笑いを誘った。

キム・ヒョンジュンは女子生徒の制服とストッキングフェチがあるという噂と、眠るとき全裸で寝るという話についても率直に釈明した。女子生徒の制服、ストッキングフェチについては「日本にドン・キホーテという不思議な物を沢山売ってるところがある。僕が好きなバットマンやアイアンマン、スパイダーマンの服を見物していたが、その隣に女性警官の制服、看護師の制服、ストッキング、鞭があった。その時ファンとばったり会ったが、申し分がなかった。恥ずかしがっていた。状況を見て言い訳をしたいと思ったが、あえてしたらもっとおかしくなると思って黙って諦めた」と誤解の余地を提供したエピソードについて明らかにした。

続けて彼は、裸で寝るという話に対しても「寝るときは何も着れない」と正直に認め、これと関連し、新しいマネージャーとのエピソードを公開した。裸で寝ていたときに自身を起こすため入ってきたマネージャーが体にタオルをかけてくれたとのことだ。恥ずかしい状況に関する話に、他の出演者は大笑いした。

また、キム・ヒョンジュンは高校を中退した後、検定試験に挑戦したが放棄し、再び学校に復学した事情を話した。彼の話によると、高校時代にキム・ヒョンジュンは音楽にはまっており、音楽の勉強以外に学校で学ぶ数学、科学、社会、道徳は必要ないと思い、高校1年生の時に中退を選んだ。しかし、その後人々と対話をする際、自身の常識が足りないと思い自信をなくしてしまい、また学校に戻った。彼は「幼い時は早く大人になりたかった。高校生には大人になろうとするなと言いたい。基礎教育を学んでこそ大人になっても自身が合流してもいいときと悪いときをわきまえるセンスを身につけることができる」と特有の気さくな口調で自身が気づいたことを伝えた。

キム・ヒョンジュンは「大学に行くなら希望する専攻は、海洋と関連するものだ」とスキンスキューバをしながら特に大事だと思うようになった海洋環境への関心を示した。彼は「僕が多分スキンスキューバの資格証を韓国で一番短期間でとった人の一人だと思う。辛くて寂しいときは一人で海に行く。死なずに一生懸命に生きていかなければならない理由がこれなんだと思う」と話した。

海を愛するキム・ヒョンジュンだが、海の中でストレスが溜まったこともあった。海の中に誰かが捨てたマッコリペットや釣り糸、靴を見ると残念だという。彼は「一人で海をきれいにする方法について勉強した。僕がもし歌手や役者を辞めることになっても、先頭に立ちたいとは思わない。僕も汚いことをした。海に缶を捨てたこともある。その良心があるので先導したくはない。でも(海のため)努力したい」と遠い未来の夢について説明した。

過去に突飛なイメージで可愛がられ、4次元(普通ではない)芸能人の一人だと言われたキム・ヒョンジュンは、この日だけはより一層真剣で正直な姿でこれまで成長したことを証明した。偉そうなふりをするより、特有の素朴な対話で自身の考えを真剣に伝える姿には、誰とも違う魅力があった。放送後、ネットユーザーは「キム・ヒョンジュンを見て感動した」「私も海を生かすため努力する」「キム・ヒョンジュン、前はよく知らなかったけど格好良い」「本当にマナーの良い人だね」などの反応で彼を支持した。アイドルスターではない人間キム・ヒョンジュンとしての魅力が輝いたのだ。正しい考え方を持つ魅力的な男キム・ヒョンジュンの活躍が今後さらに期待される。

記者 : チョン・ユジン