元GFRIEND イェリン、グループ再結成の可能性は?「解散したとは思っていない」
OSEN |
写真=Billエンターテインメント
元GFRIENDのイェリンが、完全体でのカムバックについてコメントした。イェリンは最近、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)にあるBillエンターテインメントの社屋で、3rdミニアルバム「Rewrite」の発売記念インタビューを行った。
約1年ぶりに発売するニューアルバム「Rewrite」でイェリンは、壊れたすべてのものが新しくなり、きれいになる能力を持つ魔法使いに変身し、魔法使いが持つ愛と成長に対するおとぎ話のようなストーリーを通じて、リスナーたちに力と勇気を伝える。
この日彼女はファンの好評について「たくさん褒めてくれます。応援してくれているので、もっと頑張りたいという気持ちが生まれてきました。誕生日にカバー曲を歌ったのですが、私はカバー曲が怖いんです。原曲をダメにするんじゃないかと思って、未熟だと思われたらどうしようと思っていましたが、好評してくださって嬉しかったです。たくさん褒めてもらいました」と語った。
イェリンが当時カバーした曲は、茉ひる&RINZOの「フレグランス」で、日本の曲だ。彼女は「とにかく発音が大事なので気を使ったのですが、『誰だか知らないまま聴いたら、日本の歌手だと思われそうだ』という反応を見ました。それほど発音が良かったんだと思えたので嬉しかったです」と打ち明けた。
この曲をカバーした後、GFRIENDを思い出すという反応に対しては「そんなつもりはなかったんです。曲のムードに合わせようとしたのですが、GFRIENDの時、清純なコンセプトをたくさんやっていたので、重なったのではないかと思います」と話した。
ソロ活動をしながら、成長を実感した部分もあるはずだ。イェリンは「最も成長した部分は、誰かに言われたからということではなく、自分でもっと見せたいものを探そうという意志が生まれてきた点だと思います。1stソロアルバムではよく分からないこともあって、選択する過程が大変だったんです。何が良いのか分からず悩んで、決めた後もこれでいいのかなと不安だったのですが、今は決めたことに後悔しないようにしようと思っています」と伝えた。
GFRIENDのイェリンとソロ歌手イェリンの違いについては、「あまり変わらないと思います。今も私ですし、あの時も私です。ただ、もっと主体的になったように思います」と語った。
ソロ活動で、寂しさやプレッシャーを感じることはないのだろうか。イェリンは「プレッシャーは確かにあります。1人でステージを充実させなければならないというプレッシャーもありますが、もともとソロ歌手だったらそのようなプレッシャーはなかったと思います。でも、プレッシャーを感じるのは当たり前ですし、それがあってこそ成長できると思っています。安住していたら止まってしまうと思います。それだけ自分に期待をかけているという意味でもありますから」と決意を語った。
メンバーたちの応援やフィードバックもあったのかという質問に彼女は「メンバーたちと最近会った時、レコーディングを全て終えていなかったので、意見を聞くことはできなかったのですが、チャレンジをメンバーたちが一緒にやってくれました。『上手くいってほしい』とも言ってくれました。私の曲なのに、自分の曲のようにダンスが上手だったんです」と誇らしそうな様子を見せた。
最近FIESTAR、LOVELYZ、2NE1らが完全体で集まっている中、GFRIENDの再結成の可能性はどのくらいあるのだろうか。イェリンは「私はGFRIENDが解散したとは思っていません。いつでも集まれると思います。今はそれぞれの道があるので、応援しています」と語り、変わらないファンの反応には「すごく幸せです。6人で集まっているのは写真しか見たことがないと思いますが、それを見て幸せだと言ってくれるファンがいて、まだ私たちを覚えていてくれて、愛してくれて、感謝しています」と語った。
また、最近再結成を発表したグループについても「その方たちは、私たちの思い出の中の人たちです。そういったものを見ながら、楽しみでもありますし、もう一度昔に戻った気分です。もっと応援するようになりますし、期待するようにもなります」と話した。
GFRIENDは、“苦労の代名詞”と呼ばれ、メンバー全員が努力家で有名だ。最近では、オンラインコミュニティを通じて彼女たちの活躍が再び注目された。当時を思い返したイェリンは、「デビュー1ヶ月で『ランニングマン』に出演しました。それが今でも最短期間らしいです。あの時は私が得意なこと、不得意なことも分からず、とにかく出番を作ろうという思いで頑張りました。だから撮影の日のことはよく覚えていません。それだけ頑張ったことしか思い出せません。今も頑張っていますが、頑張り方が違うと思います」と語った。
来年1月にはイェリンもデビュー10周年を迎える。10周年を実感しているかという質問には「いいえ、全く実感が湧きません。私は実感できていませんが、私の周りの人たちは実感しているようです」と笑った。彼女は「環境が、あまりにも実感するしかない環境になってしまったというか。放送局に行くと、初めて見る方々が多かったのですが、今はみんな顔見知りの方ばかりなので、そこで少し実感できる気がします。私って10年目なんだなぁと感じます。でも、毎年同じように練習しますし、情熱的なので、いつも良い姿をお見せしたいという思いは変わっていません」と明かした。
10周年の計画を尋ねると、イェリンは「みんなの心が合い、時間が合えば(GFRIENDとして)集まることができるのではないかと思います」とし、期待を高めた。
イェリンが描くこれからの10年はどんなものだろうか。彼女は「まず、信じられないですね。これからの10年、上手くやっていきたいですし、努力もしたいですが、幸せになりたいです。自分を見つけることができる10年になってほしいです。20代で多くのことを学んだとすれば、30代では学びながらも自分自身を大切にする10年にしたいです」と伝えた。
最後に彼女は、今後どのような歌手として記憶されたいかという質問に「どんな歌手というよりも、イェリンとして記憶されたいです。これをしているイェリン、このようなイェリンではなく、“イェリン”という言葉だけで、信頼できる歌手やタレントのイェリンになりたいです」と強調した。
記者 : キム・チェヨン