ペク・アヨン「少女時代 サニー先輩&Wonder Girls ソヒ先輩をお手本にキュートな表情を練習しました」

OSEN |

ペク・アヨンが戻ってきた。昨年9月、デビュー曲「遅い歌」で高い人気を得てSBS「K-POPスター」の主役のうち、一番先に歌手として第一歩を踏み出した彼女は9ヶ月ぶりにニューアルバム「A Good Girl」でカムバックした。

「これまでドラマのOSTを歌いラジオにも出演した。それを除けばほとんどの時間を練習とレッスンで過ごしたと思う。あ!ダイエットもした。前回はワンフードダイエットだったが、今回は炭水化物なしにタンパク質だけ食べる方法だ。こっちの方がよく合うと思う。体重に大差はないけど(笑)」

ニューアルバム「A Good Girl」のタイトル曲は「A Good Boy」。「遅い歌」のような悲しいバラードナンバーではなく、爽やかでハツラツとした感じの楽曲だ。そのせいか、インタビューを行う間、彼女は特有の微笑みを浮かべ、終始浮かれた表情を見せた。

「悲しい歌を歌えば私まで憂鬱になったが、歌が明るくなって気分も明るくなったと思う。歌いながらキュートな表情を見せることが容易でなかったので、ステージ映像を沢山見ながら勉強した。少女時代のサニー先輩とWonder Girlsのソヒ先輩を特に参考にした。それでもずっと心配していたら、振り付けの先生が「ウインクをたくさんしなさい」とアドバイスしてくれた。今回の楽曲の可愛い振り付けのポイントはウインクだ」

「A Good Boy」は同じ年頃の女性歌手やガールズグループがたまにアピールするラブリーさとキュートなイメージを掲げた楽曲だ。これまで静かなバラードナンバーを歌ってきたペク・アヨンにとって、この全てが不慣れで難しそうに見えるほかなかった。

「私にとってこれは実にものすごい変身だ。ファンミーティングのときに聞いてみたら、ファンの皆さんもこのようなイメージを希望されていた。オーディションのとき、少女時代の『Run Devil Run』に合わせダンスをお見せしたことはあるが、今回はまったく違う感じだ。可愛い動作のダンスがいっぱいある」

特有の澄んだ声はそのまま維持する。ダンスに多くの時間を割いたが、一番基本となるボーカルにはより沢山時間をかけた。自身の魅力は際立たせ、短所は補完しようとする努力を重ねたのだ。

「録音するときの自分の声に慣れた。前は高音を出すときたまに嫌な声が出たりしたが、今はそんな部分がなくなった。今回は楽曲の雰囲気に合わせ、明るく歌うことに焦点を合わせた」

同日、同時間にアルバムをリリースすることで連日比較されている「SUPER STAR K3」出身のトゥゲウォルのキム・イェリムに対しては「声のトーンが独特で、どんな歌を歌ってもその声が際立つ」と羨ましがった。

「それぞれ上手な部分があると思う。周りからたくさんの方が私に『澄んだ声がいい』とおっしゃってくれている。これは確かに長所にもなるが、短所にもなる。どこにも合わせられることも事実だが、確実に差別化することはできないと思う。私がこれから悩まなければならないところだ」

普通の若い子のように明るい表情を見せながらも、音楽的な部分については非常に真剣だ。人前に立つのは2度目となる彼女はあまり欲張らず、ただ誰かが自身の音楽を聞いて“喜び”あるいは“楽しみ”を感じればそれでいいと話した。

「久しぶりに笑いながら歌を歌った。自分でも幸せだと思っただけに、私の歌を聞く方々にもこの幸せを一緒に感じてもらい、この瞬間だけでも楽しいエネルギーを得てもらいたいと思う」

記者 : パク・ヒョンミン