ユン・シユン、アフリカで8日間のボランティア活動“笑顔を届けたい”

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写真=Good Neighbors
俳優ユン・シユンがボランティア活動を通じて温かい心を分け合った。

ユン・シユンは、3月12日から19日まで国際救護開発NGOのGood Neighbors、「希望TV SBS」らと共にアフリカのマラウイ共和国でボランティア活動“適正技術プロジェクト”に参加した。

“適正技術”とは、開発途上国の低所得層のために開発されたもので、貧困状況から来る問題を根本的に改善してくれるため、“優しい技術”とも呼ばれている。

今回ユン・シユンが訪問したマラウイ共和国は、高い乳幼児の死亡率と雨季が終われば始まる栄養失調で、多くの国民が苦しんでいるアフリカの最貧国の一つだ。ユン・シユンは太陽光エネルギー、飲用水、デザインなど各分野の専門家たちとチームを結成し、マラウイ共和国の子供たちに新たな希望を届けた。

特に、ユン・シユンら専門家チームは、ホームステイなどを通して現地の生活を身をもって体験した。続いて、それぞれの家庭に実際に何が必要なのか十分に悩んだ後、解決策に乗り出した。

最終的に、昼夜を通して暗かった家庭には太陽光ランプで光をプレゼントし、虫のいる不衛生な水を飲むしかなかった住民たちには浄水器を配った。また、調理をするたびに煙が発生していた家庭には土レンガで作ったかまどと煙突を作り、問題を解決した。

また、裸足で生活し、足が傷だらけの子供たちのために、現地で容易に手に入れることのできる安い素材を使って、誰もが作ることのできる靴を作ってプレゼントした。

ボランティア活動を終えたユン・シユンは、「アフリカの子供たちの生活を身をもって体験してみると、不便さ以上の苦痛が感じられ、心が痛かった」とし、「現地で手に入れることのできる材料を利用した技術で、子供たちに笑顔を取り戻してあげることができて嬉しい」と感想を伝えた。

ユン・シユンのボランティア活動の様子は、韓国で10~11日の2日間に渡り、「希望TV SBS」を通じて放送される。

記者 : パク・グィイム