アイドルグループ2PMがニューアルバム「GROWN」の最初のタイトル曲「この歌を聞いて戻ってきて」を公開した。

6日正午、2PMは先行公開曲「この歌を聞いて戻ってきて」の配信開始とともにミュージックビデオを公開し、活動の始まりを告げた。アルバムのタイトル「GROWN」は、この2年間で成熟した6人のメンバーの心を表現している。

全体的に叙情的な感性が感じられる「この歌を聞いて戻ってきて」は、「この歌を聞いて戻ってきて。この歌を聞いて戻ってきて。いた時は分からなかった。去っていった時も分からなかった。でも時間が経った後に気付いた」という歌詞で始まる。

愛する女性が去っていった後の男性の後悔を表現したような歌詞は、ここ2年間韓国での活動をしていなかった2PMの気持ちを伺わせた。ファンに向かって、自分たちにもう一度声援を送ってほしいという切実な願いを婉曲的に表現している。

「この歌を聞いて戻ってきて、どこにいても誰といても。どこまで行ったの？ もう気持ちが変わった？ 僕のせいで傷付いた心が硬く固まってしまったのか。どうしよう。僕は今更君を行かせたことを後悔している。君を泣かせ、また振り向かせる自信はない。でもGive me one more chance」

「Baby Stop 僕の所に戻ってきて。僕には君一人だということを知っているだろう。間違っていたことは分かっている。そう、君が僕の元を去ってからすぐに懐かしさが生まれ、感情が込み上げた。もう僕は君一人しか知らない。これまでなぜこの言葉が言えなかったんだろう。ごめん、そして愛している」

「この歌を聞いて戻ってきて」のミュージックビデオは、高層ビルの屋上とそれぞれの状況に合わせた場所で撮影され、メンバーたちのスタイリッシュな一面を披露している。6人のメンバーはそれぞれ異なる恋の別れを迎え、悲しむ。しかし、「この歌を聞いて戻ってきて」を通じて彼女の心を戻し、再会するという設定となっている。

特に階段を利用した振り付けでは、これまでの2PMとは違った、節制した動きや洗練されたパフォーマンスを披露している。

今回のアルバムにはダブルタイトル曲「この歌を聞いて戻ってきて」「ハ・二・プン」をはじめ、計12曲が収録されている。ジュノは「原点に」「Go Back」「Love Song」、Jun. Kは「Game Over」「ふと」の作詞と作曲を手がけた。チャンソンは「Coming Down」の作詞を担当し、テギョンは「ハ・ニ・プン」「この歌を聞いて戻ってきて」「I'm Sorry」「今日1日だけ」「Coming Down」「Go Back」などのラップメイキングに参加した。

2PMはもう一つのタイトル曲「ハ・二・プン」を順番に公開し、本格的に活動を開始する予定だ。