キム・ミニとイ・ミンギが出会った。

28日、ロマンチックコメディ映画「恋愛の温度」の制作発表会が、ソウルロッテシネマ建大入口(コンデイック)で行われた。この席には、二人の俳優とノ・ドク監督が出席した。

映画で二人の俳優は、付き合ったり別れたりを繰り返す、付き合って3年目となるカップルとして登場する。恋人役を演じることについてキム・ミニは「恋人を表現するために何か努力するというよりは、俳優が担う部分なので、会うたびにたくさん話し合い、親しくなり、気の置ける関係になるために努力した」と伝えた。

一方、イ・ミンギは「初対面の時は、いくら自然に見せようとしても、人見知りをしたり、壁があるものだ」とし、「そこを克服すれば、二人であわせて行ける部分がある。キム・ミニ先輩には、僕の方から飲みに誘ったりした」と当時のことについて語った。

2005年の第10回釜山国際映画祭に出品したこともあるノ・ドク監督は、今回の映画を通じて商業映画に初めて挑戦した。当時、独特な作品世界を披露した彼は、今回は普通の人々の愛の物語で観客の前に立つ。ノ・ドク監督は「ユニークなことにこだわるというよりは、ストーリーに忠実な形式と内容にすることが重要だと思う。あの時はテーマに合わせて形を表現したが、今回は普遍的な感情表現のためにリアルな形式をとった」と答えた。

キム・ミニとイ・ミンギが共演した映画「恋愛の温度」は、恋人だった二人が別れてから更に波乱万丈な事件にぶつかるという内容のロマンチックコメディー。3月21日に韓国で公開される。