PSY、米ニューヨークタイムズとの電話インタビュー“学生時代から趣味まで細かく報道”

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写真=ニューヨークタイムズスクリーンショット、TVレポート DB
歌手PSY(サイ、本名:パク・ジェサン)のステータスが日々高くなっている。韓国ソウルに滞在しながら米ニューヨックタイムズと電話でインタビューをするワールドスターになった。

ニューヨークタイムズは11日(現地時刻)、「江南(カンナム)スタイル」で世界の関心を一身に集めたPSYを集中的に紹介した。記事は電話インタビューを通じてPSYの音楽生活や学生時代、趣味まで細かく報じた。

PSYは本名はパク・ジェサンで、PSYという芸名はPSYCHO(サイコ)の略語だと紹介した。PSYは「僕は韓国で12年間活動したが、海外での活動は思ってもみなかった。あまりにも驚いて何を言ったらいいかよく分からない。全てのことが迅速に行われている」と心境を告白した。

「江南スタイル」の高いランキングに対しても言及した。米ビルボードHOT100チャートで「江南スタイル」は3週連続2位を記録し、アメリカのオフィシャルチャートでは1位をとった後でも上位にランクされている。

アメリカでPSYのマネジメントを担当しているスクーター・ブラウンは「PSYも韓国を代表することを目指して努力している。韓国には様々なミュージシャンがいる。世界でも彼らは最高の水準だと思う。僕が今からPSYをはじめとする韓国のミュージシャンを世界に紹介したい」という目標を明らかにした。

またPSYが今月の4日にソウル市庁前で約8万人が集まった中、無料コンサートを開催したことも言及した。PSYの野望に対しても説明した。PSYは「僕はアメリカや世界にただ面白い歌とミュージックビデオで知られている。しかし韓国で僕は最も大きなコンサートの一つをしている。後々にはロックジャンルの音楽をしたい」という抱負も語った。

PSYは「7月15日に歌を発表し、10日間は何も感じなかった。しかしその後、外国語で作られた動画をYouTubeで見た。多くのスターがTwitter上で『江南スタイル』のミュージックビデオが好きだと言っていた。その時から実感し始めた」と言った。

「江南スタイル」の馬ダンスが誕生した背景に対しては「新しいものを探すために熱心に勉強した。僕は馬ダンスを作るために一月をかけた。僕のダンスに対する韓国ファンの期待が大きかった。それでプレッシャーを感じた」と人知れぬ悩みを吐露した。

アメリカ音楽をたくさん聴いたのかという質問にPSYは「韓国の多くのミュージシャンがアメリカの音楽を聴いてインスピレーションを得る。先月ラスベガスで開かれた「iHeartRadio Music Festival 2012」でボン・ジョヴィに初めてあった。彼が先に僕に声をかけてくれた。すごく感動的な瞬間だった。彼と一緒に写真を撮った」と当時のことを思い出した。

PSYはアメリカのボストン大学とバークリー音楽大学で過ごした学生時代のことも打ち明けた。PSYは「僕は卒業できなかった。授業があまりにも早い時間に始まったから」とし「授業時間に僕は作曲をした。しかし今はその時勉強しなかったことを後悔している。今作曲をしていると、壁にぶつかることもある」と正直に言った。

PSYは自身のお手本であり人生の英雄としてイギリスのバンドQUEENのフレディ・マーキュリーを挙げた。ロックバンド音楽のマニアだと自身のことを紹介したPSYは、ドラムの演奏が少しできると言った。

作曲を勉強するためにアメリカに留学したというPSYは、当時アメリカのヒップホップ歌手にインスピレーションを得たと説明した。趣味を聞く質問に対しては「お酒を飲むことが一番大きな趣味だ」と素直に答えた。

記者 : キム・イェナ