VIBE、ファンに伝える特別なプロポーズ“デビュー10周年”

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写真=MUSIC&NEW
歌手の名前より歌のタイトルを、ダイナミックなパフォーマンスの代わりに胸に響く歌詞とボイスで音楽ファンの絶対的な支持を得ているVIBE。3882日間、リュ・ジェヒョンとユン・ミンスがVIBEという名前を守ってきた。

VIBEは18日午後、ソウル清潭洞(チョンダムドン)のEllui(エルルイ)Clubでデビュー10周年を記念するショーケースイベントを開催し、取材陣とファンの前で10年間の音楽ストーリーを語った。VIBEは現存する韓国最高のR&Bデュオで、作詞・作曲・プロデュースの実力を兼ね備えたリュ・ジェヒョンと、強烈なボイスのユン・ミンスで構成されている。
デビュー以来、初めてショーケースを開催するというリュ・ジェヒョンは「私たちは音楽制作にかける時間が長いため、ファンに挨拶できる方法を工夫してみた。10周年を記念すると同時にファンに捧げる新曲を発表する場を設けた」と話した。

2002年に1stアルバム「Afterglow」でデビューしたVIBEは2003年2ndアルバム「Do U Remenber」2006年には3rdアルバム「Re-Feel」を発売し、固定ファンを獲得した。入隊で活動を中断した2007年には、1stアルバムが再発売されることもあった。2010年、4年ぶりに発表された4thアルバム「VIBE IN PRAHA」は、待ち望んでいたファンを満足させるように音楽配信チャートを独占し、VIBEの底力をアピールした。

2012年にデビュー10周年を記念して作ったスペシャルアルバムには新曲「My All(Dear My Fan)」を収録し、ファンの愛情に感謝する気持ちを表現した。残りの12曲(計13曲)は再編曲を済ませたVIBEのヒット曲である。

ライブアルバムに対する質問には「ライブコンサートの際に届けた曲をそのまま届けるのは申し訳ないと思って、1曲を新しく収録した。コンサートで歌った歌のうち(12曲)ライブで好評だった曲を選曲してアルバムに収録した」と説明した。

VIBEは10月6日~7日に慶熙(キョンヒ)大学平和の殿堂で10周年を記念するコンサートを開催する。ソウル公演を皮切りに13日釜山(プサン)、20日大邱(テグ)、11月3日仁川(インチョン)、17日大田(テジョン)で全国ツアーを続ける。

10周年記念コンサートに対しては「僕らはボーカル公演を中心に行っている。パフォーマンスが得意なグループではない」と言いながらも「今回はガラショーのような形式でたくさんのことを届けようとしている。従来の曲を再編曲して、新しい雰囲気のVIBEの音楽を楽しめると思う」とコンサートを紹介した。

続いて開かれたショーケースには約200人のファンが集まってVIBEを歓迎した。客席では同僚歌手シン・ヨンジェが熱い拍手と歓声を送った。VIBEは「憎くてももう一度」を皮切りに「Crazy」「My All」「酒さ」などを熱唱した。VIBEは来月のコンサートでまた会うことを約束し、ファンと挨拶を交わした。

記者 : キム・イェナ