「本当にCNBLUEなの?」―彼らから感じる変化の匂い

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「自作曲が多く収録されました。違った一面をたくさん知って頂ければと思います」

「ひとりぼっち」「LOVE」「直感」にはまったファンなら、彼らから変化の匂いを感じとれるかも知れない。新しいアルバムで帰ってきたCNBLUEはもう1ステップ強くなった。「アイドルバンド」や「イケメンバンド」という言葉に隠れ、今まで彼らのライブ演奏の実力が実際より低く評価されていたことに対し、「僕らはこんなにできる」ということを見せ付けるかのようだった。

26日の午後、ソウル良才(ヤンジェ)にあるELTOWERでCNBLUE(ジョン・ヨンファ、 イ・ジョンヒョン、 イ・ジョンシン、カン・ミンヒョク)の3枚目のミニアルバム「EAR FUN」のミニコンサートが開かれた。CNBLUEは新しいアルバムに収録された「まだ愛してる」と「In My Head」、タイトル曲の「Hey You」を熱唱した。


ジョン・ヨンファの自作曲、実は全て「自身の経験」

楽曲を公開した直後に、Melon、Mnetなどでリアルタイム1位となった「Hey You」は、既存のCNBLUEの色から少し濃くなっただけで、比較的、彼らのスタイルを守った曲だ。ジョン・ヨンファは「あまり期待していなかったのに、反応が良い。今回のアルバムには、コンサートで楽しく遊べる曲を収録した」とした。

ジョン・ヨンファが作詞・作曲に参加した「まだ愛している」はアコースティックサウンドが魅力的だ。ジョン・ヨンファは「韓国で活動するときは、スケジュールが多くて曲を書く時間があまりない。海外活動の合間に曲を書いた。間接的な経験よりは直接経験したことを書こうと思った。でも、昔の話」と語りながら恥ずかしがっていた。

日本で先に披露した「In My Head」は、オリコンランキング4位を記録した曲だ。作詞・作曲を担当したジョン・ヨンファが韓国語歌詞を付け直し、新しいアルバムに収録した。音楽番組よりはロックフェスティバルに似合いそうな雰囲気なので、「本当にCNBLUEなの?」という反応が出てもおかしくない。


「2年前、デビュー当時の初心に戻った」

2011年3月の「FIRST STEP」から1年ぶりのリリース。プレッシャーがないと言えばそれは嘘になる。カン・ミンヒョクは「実は1年ぶりのリリースと言われ、びっくりした。時間がそこまで経ったなんて本当に気づいてなかった」とした。

5~6年間一緒に暮らして来たCNBLUEは、今や目を見るだけでお互いの気持ちが分かる状態となった。ジョン・ヨンファは日本ツアーの時に、曲を書いてメンバーに聞かせると、良いのか悪いのかがすぐ分かった。「4人中3人がA型だから、面と向っては言わないけど、反応がイマイチなときがある」と語った。

今回のアルバムには「愛」と「別れ」というテーマよりは、CNBLUEのメンバー4人の自伝的な話が盛り込まれている。「Dream Boy」で、夢に向って走りたいという願いを歌った。ジョン・ヨンファは「あれこれ考えず、(活動)自体を楽しむ友達同士に戻ろうと努力した。『ひとりぼっち』で活動していた頃のように、初心に戻った」と話した。

「Hey You」では、残念ながらジョン・ヨンファの華麗な手の動きとラップは見られない予定だ。「更に強く、ボーカル面を強調しようと努力した」と語るCNBLUE。彼らのステージはMnetの「M COUNTDOWN」でテレビ初披露される。

記者 : イ・オンヒョク