SHINee テミン、入隊を控えソロコンサートを開催…13年間のアイドル人生を振り返る

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写真=テミン ソロコンサート「Beyond LIVE - TAEMIN : N.G.D.A」
SHINeeのテミンが完成度の高い公演で、ソロ歌手としても一流であることを証明した。

5月2日、NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」の「Beyond LIVE」チャンネルを通じて、テミンのソロコンサート「Beyond LIVE - TAEMIN : N.G.D.A」が全世界に生中継された。

今回の公演は2019年12月に日本で開催された「T1001101」以来、約1年4ヶ月ぶりに開催されるソロコンサートだ。ステージに上がったテミンは「MOVE」「WANT」「Danger」「Criminal」「IDEA」など、ヒット曲のステージを相次いで披露し、世界中で視聴しているファンの熱い反応を引き出した。

特に今回の公演では、5月中に発売されるテミンのニューアルバム新曲「Advice」のステージが初披露されて注目を集めた。テミンは「新しいアルバムで今月活動する予定です。僕の色々な姿と、スタイリング、キャラクターをたくさんお見せすることができろうなので、僕もすごく期待している。ステージも熱心に準備した。『Danger』の時から共にしてくれたキャスパーさんの振り付けを格好良く熱心に準備している」と予告して、今後の活動への期待を高めた。

コンサートの演出はテミンと長い間、良い相性を見せてきたSMエンターテイメントのパフォーマンスディレクター、ファン・サンフンが引き受けた。特殊製作された3分割リフト舞台装置や、ワンテイクドローンカメラムービング、華やかな照明とレーザー効果など、ハイクオリティな演出の中で、テミンは特有の美しい歌声と可憐なダンスを披露した。特に激しい振り付けにもかかわらず、全くブレることのない生歌の実力を披露して、人々の感嘆と賛辞を一身に集めた。

ファンとのコミュニケーションも欠かさなかった。テミンは、複数画像の接続を利用したリアルタイムのインタラクティブ画面で視聴者たちとコミュニケーションをとった。「公演をする時に気をつけている点は?」というファンの質問に、彼は「常に公演するときに気にすることは、『どうすれば真正性を感じてもらえるだろうか』だ。昔はとにかく吐き出して、自己満足していた。持っている力を全て、無理してでも絞り出そうとしていたが、今回のコンサートでは、むしろ体力を適度に調節して、流れや呼吸の面で見る人にとって余裕に見えるように意識した」と答えた。

テミンは「僕は自然に年齢とともに、そういった部分をより追求するようになった。だからといって適当にしているという意味ではなく、ある程度の力の緩急が必要だと思った。そういった部分があるからこそより力強く見えたりすると思ったからだ」と付け加えた。

2時間ほど続いた公演で、激しいビートのダンス曲から穏やかな感性のバラードまで、声と表情、ボーカル、ジェスチャーを変幻自在に帰るテミンの姿はまるで八色鳥のようだった。公演中盤に公開されたヒット曲のダンスメドレー映像は“アーティスト・テミン”のきらびやかな13年の成長を再確認する機会になった。

テミンは2008年にSHINeeの末っ子としてデビューした。メンバーたちと一緒に「Replay-君は僕のeverything-」「JULIETTE」「Ring Ding Dong」「Dream Girl」「Everybody」「View」などをヒットさせた彼は、2014年に1stソロミニアルバム「ACE」を基点にソロアルバムも着実に発売し、韓国国内外の音楽配信チャート1位を獲得した。音楽とダンス、ファッションなど、全ての分野で新しいトレンドを提示する“コンテンポラリーアーティスト”として生まれ変わるという抱負は、彼が絶えず重ねてきた音楽的な挑戦と数多くの成果を通じて現実化した。

テミンは過去の映像を見た後、「ヒット曲のVCRが流れたが、僕の一代記のようだ。デビューの時からSHINeeのアルバム、ソロ曲まで多いが、くまなく見る時間であった。この映像を見て僕はすごくジーンとした。過ぎた僕の過去を回想したこともあるし、ファンの方々と一緒の思い出もある。その時小学生だったファンは、大人になって仕事をして、僕よりもお姉さんだったファンは結婚もした。僕は常にその場にいたようだ。自分自身が育ってきたのを見ると意味深い」と話した。

続いておかっぱ頭をした時に言及し「実際僕はファンの方々が、この部分で涙を流すだろうと勝手に考えていた。感慨深くないか。後で10年が過ぎて、このような映像をまた作ったらどれくらい変わっているのか気になる。幸いなことに、10代の時の姿と今の姿に大きな差がないと個人的には思うが、時間が流れて三十代半ば、四十になった時におかっぱ頭をオマージュしたら面白そうだ」とつけ加えた。

公演の終盤でテミンはライブコーナーを通じて感性的な魅力が引き立つ「I'm Crying」「雪の花」のステージを披露することで、かけがえのないライブを完成した。

ソロコンサートを盛況裏に終えたテミンは、5月中に新しいソロアルバムをリリースして活動に突入する。そして5月31日、陸軍現役(軍楽隊)で服務する。

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記者 : ファン・ヘジン