“EXO スホ&aespaのKARINAへの名誉毀損の疑い”炎上系YouTuberに懲役4年を求刑

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写真=Newsen DB
サイバーレッカー(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)の「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者A氏が、遅れて反省の意を示した。

本日(23日)、仁川(インチョン)地方法院刑事11単独で、情報通信網利用促進及び情報保護等に関する法律違反(名誉毀損)、侮辱などの疑いで起訴されたA氏に対する決審公判が行われた。

この日、裁判部はSMエンターテインメント所属のEXOのスホ、aespaのKARINAなどに対するデマを盛り込んだ映像を制作し、経済的な利益を得たタルドク収容所に対して、懲役4年・追徴金2億1,142万ウォン(約2,326万円)を求刑した。タルドク収容所の弁護人は「未必の故意」とし、すべての公訴事実を認めた。また、被害者との合意のために努力しているが、まだ合意に至っていないと明らかにした。

帽子とマスクなどで顔を隠したまま裁判所に姿を現したA氏は、「被害者をひどく傷つけてしまい申し訳ない」とし、罪悪感で悲観的なことを考えたと主張した。

これは、先立って行われた公判で取った態度とは相反するものだ。裁判部は反省の色を見せないA氏に対して、「名誉毀損は、経済的利益を追求するために有名芸能人に対する刺激的なコンテンツを掲載し、芸能人と所属事務所に回復不可能な被害を与える可能性があるという点で、厳しく処罰する必要がある」とし、「被告人は納得できない弁明で一貫し、反省する態度を見せなかった。被害者から許してもらえず、被害回復のための措置も取っていない」と指摘した。

宣告公判は12月18日に行われる予定だ。

これに先立ち、タルドク収容所は4月にSMに告訴される前に、他の事務所のアーティストたちからも訴えられた。タルドク収容所は2021年10月から2023年6月まで、複数の有名人を誹謗中傷する映像を制作し、総収益2億5,000万ウォン(約2,750万円)を稼いだと推定される。

BTS(防弾少年団)のVとジョンククは3月、法律代理人を通じてタルドク収容所を相手に9,000万ウォン(約990万円)相当の損害賠償請求訴訟を起こした。

カン・ダニエルもタルドク収容所と争っている。9月11日、ソウル中央地裁刑事18単独は、2022年に自身のチャンネルにカン・ダニエルを誹謗中傷する目的で虚偽の映像をアップしたタルドク収容所に罰金1,000万ウォン(約110万円)を宣告した。カン・ダニエルは、刑事的な手続きとは別に1億ウォン(約1,100万円)の民事訴訟を提起する意向を明らかにした。

タルドク収容所への対応を始めたのは、IVEのウォニョンの所属するSTARSHIPエンターテインメントだった。STARSHIPは2022年11月からタルドク収容所を相手取り、民事・刑事訴訟及び海外での訴訟を続けてきた。昨年5月、アメリカの裁判所から情報提供命令を受け、昨年7月に米google本社からタルドク収容所の運営者に対する有意義な情報を入手した。

ソウル中央地裁は今年1月、ウォニョン側がタルドク収容所を相手取って提起した1億ウォンの損害賠償請求訴訟で、原告一部勝訴の判決を下した。タルドク収容所は第1審判決に不服を申し立て、控訴状の提出及び強制執行停止を申請した。これに対し、裁判部は調停の決定を下したが、両者は合意に至らなかった。

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記者 : ファン・ヘジン