IVE ウォニョンのデマを拡散…炎上系YouTuberの資産を凍結

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写真=Newen DB
検察が、IVEのウォニョンなど芸能人への悪質なデマを拡散したサイバーレッカー(再生回数や利益を目的にゴシップなどを扱う炎上系YouTuberの通称)「タルドク(脱オタク)収容所」の運営者A氏の資産を凍結した。

本日(24日)、裁判部によると、仁川(インチョン)地検刑事1部(部長検事:イ・ゴンホ)は、情報通信網利用促進及び情報保護などに関する法律上の名誉毀損と侮辱などの容疑で起訴されたA氏の一部の財産に対し、起訴前の没収保全を請求し、裁判所はこれを引用した。

これに伴い、A氏が所有していた不動産や預金債権など計2億ウォン(約2200万円)相当の財産が没収保全となった。没収保全とは、被疑者が刑が確定する前、譲渡あるいは売買を通じて資産を移すことを防ぐための措置だ。

A氏は2021年10月から昨年6月までYouTubeチャンネル「タルドク収容所」を運営し、ウォニョンをはじめ、多くの有名人についての悪質なデマを拡散した。検察の調査の結果、A氏は同チャンネルを2年余り運営し、約2億5000万ウォン(約2900万円)の収益を得たという。

これに先立ち、仁川地検刑事1部は5月14日、A氏を情報通信網利用促進および情報保護などに関する法律上の名誉毀損と侮辱などの疑いで在宅起訴した。

ウォニョンが所属するSTARSHIPエンターテインメントはNewsenに、A氏の在宅起訴と関連し「インターネット上で無分別に起きている名誉毀損の犯罪について、徹底的に捜査し起訴措置された結果を歓迎する。今後、裁判所の判決でも、それに相応する処罰と措置を期待している」と明かした。

STARSHIPはこれとは別に、A氏を相手取って1億ウォン(約1100万円)相当の損害賠償訴訟を起こし、一部勝訴の判決が出たが、A氏が控訴状を提出した。これに対し5月14日、ソウル中央地裁で損害賠償請求訴訟の調整期日が開かれたが、調整手続きは約5分で終わった。

STARSHIPはNewsenに「A氏を相手に提起した1億ウォン相当の損害賠償請求訴訟と関連し、調停手続きの決定が下されたが、本日開かれた裁判で調停が決裂した。我々は法律代理人を通じて、本裁判はサイバーレッカーに対する厳しい法的審判を第一の目的にしているので、合意の余地はないという意見を伝えた」と説明した。

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記者 : ファン・ヘジン